歴史書で知られる吉川弘文館のPR誌です。
連載「地域で継承される<戦争>」、今回は生活空間にある沖縄の戦争遺跡を紹介しています。
コンクリート製の防御壁トーチカ、自然洞窟ガマを利用した避難壕、弾痕の残る家屋など。生活空間に残る戦争の痕跡、いかに保存するかが課題のようです。
沖縄ではありませんが、私の子供の頃は地域に防空壕跡がいくつか残っていましたね。崖に横穴を掘った人口の洞窟とか。中を覗いたらカマドウマの群れがびっしりと潜んでいて気味悪かったことも。他にも鉄の扉がつけられて封印されていたところもありました。今はどうなっているのでしょうか。
新刊で注目したのは、次の本です。
木村涼子『<主婦>という職業 〜「愛の労働」の近現代』
※家事労働の光と闇の部分を掘り起こす内容のようです。
刑部芳則『洋服・散髪・脱刀 〜服制の明治維新』
※日本人がいかにして着物から洋服に乗り換えて行ったのか、興味深いです。
笠井雅直『温泉と鉄道の近代史 〜湯治からレジャーへ』歴史文化ライブラリー
※温泉地と鉄道網の発達との関連、社会の変化も併せて解説しているそうです。本号では著者による関連エッセイも掲載されていて、温泉地とスキー場の結びつきがレジャー化の例として挙げられていました。