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経済学史の専門家 小平武史さんの連載「ケインズが言ったこと」、今回は投資家としてのケインズの一面を解説。経済的に成功していたことは知っていましたが、現在の通貨に置き換えると億単位で儲けていたとは。すごい才能です。
そんな彼でも先を見誤ったことはあり、人間は完全に合理的に行動するとは限らないことを悟ったようです。そんな人間観が彼の経済一般理論に反映されているとは興味深いです。
現代にケインズが生きていたら、どんな経済政策を提案するのか、想像してみると面白そうです。
生態学者 深野祐也さんの連載「なぜ人は自然を守りたいのか?」、今回は自然の風景を眺めた時に感じる心地よさについて。
それについては、鬱蒼とした森とか不気味な洞窟とか、自然なら何でも気持ち良いわけではないことも指摘しています。また、宗教的な意味合いで聖なる森として守られてきた存在があることも。確かに日本でも、鎮守の森とかありますね。そういえば、私の住む町にもあります。
そういった存在が、自然保護の気持ちと結びついているということです。もちろん、森林資源を守るという物質的な側面もあるそうですが。
自然保護の考えは、社会制度や企業活動にも影響を与えるようになり、市民レベルでも身近な生き物を探して投稿・共有するという運動も起こっているそうです。
経済のために自然を破壊する部分と自然を保護する部分のバランスをとること、難しいですが環境を守るために必要だと思います。