岩波書店の月刊PR誌です。
ストーリーテラー 伊藤明美さんのエッセイ「草の根からの昔ばなしの復権」は、「昔話大学」の活動、昔話の類型や効能について紹介していて、興味深く読みました。私は、末の弟が寝る前によく昔話を語った経験があるもので懐かしくなりました。
昔話に見られる世界共通の要素があるというのも面白いです。身の安全をはかる、金持ちになる、幸せな結婚をする、だそうです。今後、その教訓を活かした人生を送れるのかわかりませんが、めでたし、めでたしといきたいものです。
新刊で注目したのは、次の本です。
橋爪大三郎『社会』
※著名な社会学者の集大成といえる著作なのでしょうか。
石井洋二郎『書物の航海へ 〜いまを生きるための古典』
※古今の名著を読み解く試み。
菅原克也『読むためのレッスン 〜小説はこんなふうにできている〜』岩波ジュニア新書
※小説の仕組みと魅力を解説。
江原由美子『フェミニズム』岩波新書
※著名なフェミニズム論者によるわかりやすい解説。
稲泉連『増補 復興の書店』岩波現代文庫
※被災地の復興と現地の書店の苦闘。増補版では能登半島地震の内容を追加したそうです。