南の島 ペリリューでの悲惨な戦争と残された人々の悲しみを描いてきたシリーズもついに完結です。
今回は、生き残った人、出征前の人、戦後穏やかに死を迎えた主人公の妻、そして余命いくばくも無くなった主人公の姿が、さまざまな時系列で描かれています。
特に主人公夫妻の物語が最終巻に相応しいと感じました。
最後は、本作のプロトタイプとなった作品、「ペリリュー玉砕のあと」を収録。細部の設定に差はありますが、本編と基本的に同じ流れのストーリーとなっています。
シリーズ全体を通じて、戦争の愚かさ、生きていることの素晴らしさを語る名作だと思います。12月公開予定の劇場版アニメが楽しみです。