『STORY BOX』7月号 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

小学館の月刊オンライン文芸誌です。

 

 

穂村弘さんの連載「短歌のガチャポン」、今回は、田尾英一さんの作品をはじめとする、バナナをテーマとした短歌たちが印象的。家族や仲間の姿を思い起こさせるような、ユーモアたっぷりの表現を味わうことができました。

 

 

松尾清貴さんの連載小説「偏差値70の自転車競技部」、沖縄でのロードレースは序盤の山場に突入。

 

チーム戦であるという意識が蘇り、冷静な判断をする主人公。しかし、アシストに徹しようとするも一つの疑念が。アシスト相手との険悪な会話が続いた後には、他のチームと合同で列車を組むという手に乗ることに。

 

体力温存か、先頭グループの追走か、逡巡しながらも列車は加速。ついに先頭の有名選手をとらえ、列車は離散。一人でトップ選手を追う羽目に。体力は続くのか。中盤戦はどうなる?

 

いつもながら、駆け引きの部分で盛り上がります。

 

 

谷瑞恵さんの連載「みちひらきのおかげ犬」は、第2回。お伊勢参りの犬と関わった主人公。そりが合わなくなった彼氏を置き去りにして、トラック運転手の女性と行動を共に。

 

しかし、彼女はいわくつきの人物で・・・。おかげ犬とも離れ離れになりながらも伊勢を目指す決意をした主人公。

 

次は、どんな展開が?

 

 

嶋津輝さんの読切「まぶしい街角」は、人気家政婦を主人公にしたストーリー。呼ばれた先の依頼人は、昇進の夢に敗れたキャリアウーマン。根掘り葉掘りの質問攻めに家政婦としての経験を話すうちに、依頼人の心もほぐれてきて・・・。

 

最後は、一件落着のハッピーエンド。誰もがもつ、仕事へのこだわり、ポジティブにいきたいものだと感じました。