小学館の月刊WEB文芸誌です。
穂村弘さんの連載「短歌のガチャポン」,今回は熊谷友紀子さんが中学生の頃作ったという作品が印象に残っています。
夏という季節を独特の世界観で切り取っていて,青春を感じます。
大島弓子さんの連載漫画「キャットニップ」は,目の前から消えてしまった猫の話。どこに行ってしまったのかという心配な気持ちと,そのうち帰ってくるさ,あるいはどこかで幸せに暮らしているだろうという希望が半々。よくわかります。
我が家もご飯を毎日のように食べに通ってきていた猫がぷっつりと来なくなるということがあったばかり。かぜをひき,やせこけてフラフラだっただけに心配です。
松尾清貴さんの連載小説「偏差値70の自転車競技部」は,ロードレースも大詰めという場面から。
物理的考察と体力的な判断から戦略を練りながら走るのは,いつものパターン。先頭集団に追いついたものの,駆け引きと利用し合いの連続。
そして,最初にゴールしたのは…。
宮島未奈さんの連載「それいけ!平安部」は,部長の家訪問の続きから。古い物がいろいろあるかと思えば,書道体験まで。ついには,蹴鞠にまで発展していきます。学校の文化祭はどうなることやら。行動力はある面々の次なる活躍は?
青春しているっていう感じがテンポよく伝わってくる作品です。
畑野智美さんの新連載「三十代後半,独身ひとり暮らし。」,第1話は,主人公女性の身の回りの紹介から。
生活,仕事,経歴,家族,恋愛とひと通りのストーリーが。エッセイ漫画家で単行本も出していて,連載やイラストの仕事もあるなんて恵まれた方では,と素人は思ってしまいますが,どうなのでしょうか。
彼女の人生にこれから何が起こるのか,楽しみに読んでいきたいです。