大西泰斗/ポール・マクベイ『ハートで感じる英文法』NHK出版 2006年 | 古本屋へGO!

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古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

NHKラジオ番組『ラジオ英会話』の講師,大西泰斗さんによる過去の番組「3か月トピック英会話」のエッセンスをまとめた本です。

 

タイトルに示されたように英文法寄りの内容となっています。

 

しかし,「can=be able to」,「will=be going to」,「must=have to」など,学生時代に必死で覚えた言い換えが必ずしも正しいわけではなく,微妙なニュアンスの違いがあることを解説するなど,現在の「ラジオ英会話」に通じるところが多々あります。

 

そういえば,そのあたりは8月後半の放送で扱われるみたいですね。

 

日本人が迷いやすい前置詞の扱いもクイズ形式ですっきり説明しています。私もinとatの使い分け,迷います。「包まれている」と「点」の違いなのだそうですが,慣れるには練習が必要ですね。

 

willより過去形のwouldを使った方が丁寧になるとかも同様。タイトルの「ハートで感じる」部分を学びたいです。「ラジオ英会話」もキャッチコピーが「ハートでつかめ!」ですから,英語学習で大切なところだと思います。