『読楽』3月号 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

徳間書店のWEB文芸誌です。

 

 

村山早紀さんの連載「風の港2」は,連載4回目。

 

母の葬儀のために帰国した外国暮らしの女性,立ち寄った空港内の花屋の店主の正体は…。

 

母を看とれなかった女性の後悔の念と,亡き母の思いとが重なり合って奇跡が起きたのでしょうか。

 

幼い頃の思い出とともに温かい気持ちで去る主人公。彼女に幸あれです。

 

 

 

東川篤哉さんの連載「屋根裏のヴァンパイア」は2回目。スリを追い,空き家に入り込んだ女性探偵が遭遇したのは,なんとヴァンパイア。

 

首筋に噛みつかれそうになるも,間一髪で助けに入った男は何者? まさかの,ヴァンパイア・ハンター? 三つ巴の戦いの様相になるも,2人の男は逃走。

 

そして,町では失血した女性の死体が。果たして吸血鬼の仕業なのかは,次号のお楽しみです。

 

 

 

サメマチオさんの連載「追読 人間臨終図巻」に今回登場したのは,長岡半太郎,楼蘭を発見した探検家ヘディン,チベット探検の川口慧海,キュリー夫人,豊田佐吉。

 

科学者に探検家,エンジニアと,だれもが飽くなき探究心を発揮した生涯だったようです。