岩波書店のPR誌です。
社会学者 岸政彦さんのエッセイ「人生を変える社会学」は,昨年秋に行われた講演をもとに再構成したもの。
『岩波講座 社会学』や自身の読書歴を中心に,社会学の面白さを若者に語りかけるような内容でした。
私も社会学の面白さに魅せられた人間なので,興味深く読みました。岩波の新講座,まだ読んでいないのですが,新しい理論にふれてみたいです。
新刊で注目したのは,次の本です。
ジョゼ・ジョルジェ・レトリア 文/アンドレ・レトリア 絵『戦争は,』
※親が文章を,子が絵を手がけた,戦争の恐ろしさを伝える絵本だそうです。
今野真二『日本語と漢字 〜正書法がないことばの歴史〜』岩波新書
※漢字からたどる日本語の歴史,どんな発展をしてきたのでしょうか。
松浦寿輝『明治の表象空間 〜権力と言説〜』全3巻 岩波現代文庫
※日本社会に立ち並ぶ言説の正体とは。
冨原眞弓『シモーヌ・ヴェイユ』岩波現代文庫
※ヴェイユの生涯と思索,改めて知りたいです。
河島弘美『翻訳に挑戦! 名作の英語にふれる』岩波ジュニア新書
※翻訳のコツ,知りたいです。
小沼廣幸『SDGsから考える世界の食料問題』岩波ジュニア新書
※食料とエネルギーは,なんとか自給できるようになってほしいものです。