『図書』4月号 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

岩波書店のPR誌です。

 

 

社会学者 岸政彦さんのエッセイ「人生を変える社会学」は,昨年秋に行われた講演をもとに再構成したもの。

 

『岩波講座 社会学』や自身の読書歴を中心に,社会学の面白さを若者に語りかけるような内容でした。

 

私も社会学の面白さに魅せられた人間なので,興味深く読みました。岩波の新講座,まだ読んでいないのですが,新しい理論にふれてみたいです。

 

 

新刊で注目したのは,次の本です。

 

 

ジョゼ・ジョルジェ・レトリア 文/アンドレ・レトリア 絵『戦争は,』

 

※親が文章を,子が絵を手がけた,戦争の恐ろしさを伝える絵本だそうです。

 

 

 

今野真二『日本語と漢字 〜正書法がないことばの歴史〜』岩波新書

 

※漢字からたどる日本語の歴史,どんな発展をしてきたのでしょうか。

 

 

 

松浦寿輝『明治の表象空間 〜権力と言説〜』全3巻 岩波現代文庫

 

※日本社会に立ち並ぶ言説の正体とは。

 

 

 

冨原眞弓『シモーヌ・ヴェイユ』岩波現代文庫

 

※ヴェイユの生涯と思索,改めて知りたいです。

 

 

 

河島弘美『翻訳に挑戦! 名作の英語にふれる』岩波ジュニア新書

 

※翻訳のコツ,知りたいです。

 

 

 

小沼廣幸『SDGsから考える世界の食料問題』岩波ジュニア新書

 

※食料とエネルギーは,なんとか自給できるようになってほしいものです。