『波』3月号 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

新潮社のPR誌です。書店でいただきました。

 

 

梨木香歩原作,近藤ようこ漫画の「家守綺譚」,今回は葛・萩の巻。

 

時たま現れる親友,実は死んでいたらしきことが判明。なのに,今まで普通に接してきた主人公。

 

よほど豪胆なのか,気にしない性格なのか,そんなことを思っていると,本当に出現。禅問答のような展開に。

 

そして,あくる朝,池には鮎が一匹。全ては葛の花と萩の花が見せた幻だったのでしょうか。

 

 

坪木和久さんの連載「天気のからくり」,今回は春の天候を徹底解説。三寒四温や春一番の仕組みを地球規模で説明しています。

 

そういえば,暑さ寒さも彼岸まで。明日の春分の日以降の天気はどうなるのでしょうか。桜の開花も気になります。

 

 

 

 

新刊で注目したのは,次の本です。

 

 

柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』

 

※なんとも激しいタイトルですが,自分らしさを取り戻すストーリーの短編集らしいです。

 

 

 

山田章博『「十二国記」アニメ設定画集』

 

※アニメ化された時の関連イラストを多数収録しているそうです。

 

 

 

三浦篤『大人のための印象派講座』

 

※印象派の画家と作品を金,名誉,女性などの大人の事情から見つめ直した解釈とは。

 

 

 

小林朋道『モフモフはなぜ可愛いのか 〜動物行動学でヒトを解き明かす』新潮新書

 

※動物行動学者がヒトを動物としてみた場合,その本性はどう映るのでしょうか。

 

 

 

寺地はるな『希望のゆくえ』新潮文庫

 

※失踪した弟の知られざる顔とは。傷ついた大人へのエールとなる作品だそうです。