歴史関連書で知られる吉川弘文館のPR誌です。書店でいただきました。
高柳友彦さんのエッセイ「文豪と温泉地 〜仕事と休養とのかかわり〜」は,文豪たちの執筆環境として温泉地の果たした役割を解説。
心身のリフレッシュ,創作活動への刺激,仲間との交流など,様々な側面があったようです。徳富蘆花『不如帰』,川端康成『伊豆の踊子』,武者小路実篤『愛と死』など,名作との関わりも大きいようですね。
そういえば,ヤマザキマリさんの『続テルマエ・ロマエ』でも,文豪と温泉の関わりをテーマにしたエピソードがありました。
クリエイティブな仕事でなくても,温泉の癒やしとリフレッシュ効果の恩恵は受けています。私も温泉宿にしばらく滞在したい気分です。
新刊で注目したのは,次の本です。
近森高明・右田裕規編『夜更かしの社会史 〜安眠と不眠の日本近現代』
※今のような照明のない時代の夜更かし,どんなものだったのでしょうか。
藤尾慎一郎『弥生人はどこから来たのか 〜最新科学が解明する先史日本』歴史文化ライブラリー
※昔,小・中学で学んだことと今ではだいぶ常識が変わっているようなので,アップデートしたいです。