小学館のWEB文芸誌です。
歌人 穂村弘さんの連載「短歌のガチャポン」,今回は石川明子さんが夏の終わりを歌った作品が印象的でした。石川さんの他の作品にも時が流れるはやさをテーマにしたものがあり,それらからも時間感覚のすばらしさを感じることに。
松尾清貴さんの連載「偏差値70の自転車競技部」,前回は個人競技で惨敗した主人公。団体戦に向けて再始動するも,雑念が多く,集中できない模様。ギア比は本当に自分に合っているのか,アドバイスしてくれる人たちの言うことは本当に正しいのか等々。それでも,自ら始めた個人練習で何かをつかめるのでしょうか。
柏井壽さんの連載「鴨川食堂」,今回の料理は雑煮。といっても,食べたのは正月ではなく,かつて民宿の人が結婚祝いにと出してくれた祝い餅。
苦労続きの夫婦に温かい思い出の味を振る舞うことができ,探偵役が娘に移っても変わりない鴨川食堂でした。