みすず書房のオンラインマガジンです。
三村一貴さんの連載「中国文学万華鏡」が始まりました。初回は,「少年老い易く学成り難し」が実は日本の作であるとする説を辿る論考。
その漢詩の出自を巡るうちに,意味もまた,時間を無駄にせず学問に励めではなく,学問に終わりはないからこそ,青春時代を大切にせよという解釈ができるという結論に。
あまりに深い意味に驚いてしまいました。
吉岡忍さんの連載「虚実往還 〜文学へ,現実から。現実へ,文学から」は,2回目。
中国の作家 方方さんの『武漢日記 〜封鎖下60日の魂の記録』を中心に,組織としての国家,人と人とのつながりである社会をとらえて表現する様子を紹介しています。
国家がどうあろうが,自分が社会のために何をなすのか,何ができるのかを考えて行動すること,難しいかもしれませんが,考えていかなければならないと感じました。
松下安武さんの連載「並行宇宙は実在するか」,今回はビッグバンの話。昔のブラウン管テレビでの放送終了後の砂嵐画面には,大昔のビッグバンの信号が混ざっていたという話にはびっくりです。
そして,話題は宇宙のインフレーション理論へ。膨張した宇宙の空間を埋める場にエネルギーが溜まると高温・高密度になり,ビッグバンに。そして,密度のばらつきから複数の銀河のもとが誕生。
難しすぎて,わかりにくい部分もありますが,いよいよ平行宇宙の方に近づいていきそうです。