岩波書店のPR誌です。
岩波新書新赤版が2000点突破したことを記念しての特集しての企画が盛り沢山。
まずは,ライター 南陀楼綾繁さんによる「岩波新書〈新赤版〉1001ー2000ななめ読み」から。新赤版から選んだ30冊を独自の視点で9つのカテゴリーに分け,解説と読みどころを述べています。
続いては,10人の専門家がそれぞれ選んだ1冊の内容や学術的な価値などについて2ページずつ詳しく解説。私の読んでいない本が多く,参考になりました。
近藤ようこさんの連載漫画エッセイ「ゆうやけ七色」は,近所の神社でのイベント復活?をレポート。普段はさびれた神社の意外な賑わいが描かれています。
私の地域でも,近所の神社は普段はさびれています。賑わうのは1月の「おびしゃ」とよばれる行事のときだけです。でも,参加するのは大人の男性だけですけど。それも父親が年老いて息子がかわりに出るようになる家は少ないですね。若い人が出やすいようにといろいろ工夫していますが,なかなか難しいようです。この先,どうなることやら。
新刊で注目したのは,次の本です。
松本一弥『メディアの「罪と罰」 〜新たなエコシステムをめざして〜』
※忖度と偽りの客観性ばかりのメディアの現状とは。
岡野八代『ケアの倫理 〜フェミニズムの政治思想〜』岩波新書
※女らしさとケアが結びつけられたために子育ても介護も女性に押しつけられてきたメカニズムを探る内容のようです。
きたやまおさむ『「むなしさ」の味わい方』岩波新書
※自分らしさや自分の存在価値を味わう方法とは。
飯島渉『感染症の歴史学』岩波新書
※コロナも過去のものにされつつあるみたいですが,実際どうなのか,これからどうすればよいのか,知りたいところです。
平賀緑『食べものから学ぶ現代社会 〜私たちを動かす資本主義のカラクリ〜』岩波ジュニア新書
※食べ物から世界経済の仕組みを学ぶ書のようです。将来,日本の食はどうなるのでしょうか。