小学館のWEB文芸誌です。
大島弓子さんの連載漫画「キャットニップ」,今回はいつの間にか仲良くなっていた外飼い猫2匹の話。庭に子狸が来るようになってから来なくなってしまった2匹。ところが,よそで親しくなってしまった模様。共通の敵がいると団結するというやつなのかはわかりませんが,けんかするよりはよいと思います。
歌人 穂村弘さんの連載「短歌のガチャポン」,毎回さまざまな名作を紹介しています。
今回感動したのは,小学2年生の作品。子どもらしい思いが全開でした。『読売新聞』の子どもの詩同様,子どもにはかないませんね。
松尾清貴さんの連載小説「偏差値70の自転車競技部」,主人公が初めてのトラックでのタイムレース。運動エネルギーの計算がいくつも頭をよぎるもスタートでミスり,最後まで冷静を失って最下位に。自信喪失か,巻き返しか,次回が楽しみです。
柏井壽さんの「鴨川食堂」,食の探偵が思い出の味を探し出す人情シリーズです。
今回はスポンジケーキの巻。25年前に食べたという味を探し出したばかりか,次へとつながりそうな手がかりまで用意するという周到ぶり。
自分は負け組と思い込む依頼主にも人生の楽しみが見つかるとよいと思える終わり方でした。