筑摩書房のPR誌です。
絵本作家 ヒグチユウコさんの連載「ともだちのともだち」,今回はネコに惚れてしまった犬のお話。読んでいて,だいぶ前の話を思い出してしまいました。
隣の犬が,我が家のネコが好きで,散歩のときはうちの庭を覗かずにはいられないそうで,ネコを眺めては悦に入っていたのだとか。
その犬も当時の我が家のネコもすでにいないのですが,ネコ好きの犬,確かにいました。
新刊で注目したのは,次の本です。
岸政彦編『大阪の生活史』
※東京に続いて,今度は大阪。150人へのインタビュー集だそうです。
出口治明『人類5000年史V 〜1701年〜1900年』ちくま新書
※市民革命・産業革命と,近代化が始まる頃の世界,今もその名残があるのでは。
本田真隆『「家庭」の誕生 〜理想と現実の歴史を追う』ちくま新書
※近代以降の日本のイエの変遷。社会の変遷との関わりを知りたいです。
住吉雅美『ルールはそもそもなんのためにあるのか』ちくまプリマー新書
※法哲学の視点からみたルールの原理とは。
田尻久子『橙書店にて』ちくま文庫
※本屋兼喫茶店の店主が描くストーリー。文庫化に際して書き下ろしやエッセイを増補したそうです。
出久根達郎『出久根達郎の古本屋小説集』ちくま文庫
※古本屋を舞台とした小説23編をセレクトしたそうです。
ジャック・デリダ『動物を追う,ゆえに私は(動物で)ある』ちくま学芸文庫
※動物観から人間の固有性を浮き上がらせた講演だそうです。
松村圭一郎『所有と分配の人類学 〜エチオピア農村社会から私的所有を問う』ちくま学芸文庫
※人類学の分配・所有とか贈与についての研究,興味あります。
リチャード・ホガート『読み書き能力の効用』ちくま学芸文庫
※タイトルを見ると教育論のようですが,労働者階級の読み書き能力が高まったことが大衆文化の変化につながったとする研究のようです。
次田瞬『意味がわかるAI入門 〜自然言語処理をめぐる哲学の挑戦』筑摩選書
※大規模言語モデルのメカニズムから,AIが言葉の意味を真に理解しているのかという問題にせまる内容のようです。