筑摩書房のPR誌です。
ちくま新書『縄文vs.弥生 〜先史時代を九つの視点で比較する』の著書,設楽博己 氏のエッセイは,同書の内容を紹介する内容。朝鮮半島では,もっと古くから穀物栽培が始まっていたのに,日本では長く採集狩猟が続いた理由に迫っているようです。
私が学生時代に勉強した内容とは異なる,現在の研究成果を知りたいです。
また,同書では縄文と弥生の比較にとどまらず,現代社会の問題もからめているというので興味深いです。過去の時代から本当の持続可能ということを学び取れればと思いました。
新刊で注目したのは,次の本です。
堀内真由美『女教師たちの世界一周 〜小公女セーラからブラック・フェミニズムまで』筑摩選書
※小公女の嫌な女教師イメージにもめげず,イギリス全土に女子教育を広めていった実践家たちの足跡をたどるようです。
トム・チヴァース/デヴィッド・チヴァース『ニュースの数字をどう読むか 〜統計にだまされないための22章』ちくま新書
※数字のウソに騙されない具体例が載っているようです。
和泉 悠『悪い言語哲学入門』ちくま新書
※悪い言葉づかいについて,公共性という立場から考察しているようです。
西田知己『「新しさ」の日本思想史 〜進歩志向の系譜を探る』ちくま新書
※「新しい」という言葉にみる日本人の意識とは。
富田 武『ものがたり戦後史 〜「歴史総合」入門講義』ちくま新書
※従来の教科書にはない最新の研究成果が盛り込まれた内容だそうです。
水村美苗『日本語で読むということ』ちくま文庫
※『日本語が亡びるとき』の著者によるエッセイ集。
鶴見俊輔『期待と回想』ちくま文庫
※著者が自らの人生と思想を振り返る回想集。
ジャック・アタリ『時間の歴史』ちくま学芸文庫
※時間を計測する道具から見た,人間社会の変遷を分析した内容だそうです。
A・J・エイヤー『言語・真理・論理』ちくま学芸文庫
※かつて岩波書店から出ていた本の文庫化でしょうか。訳者が同じ吉田夏彦 氏ですし。
若林芳樹『デジタル社会の 地図の読み方 作り方』ちくまプリマー新書
※デジタルツールと化した地図を読み解き,発信する技能を養う本のようです。私も賢く使いたい。
平尾昌宏『人生はゲームなのだろうか? 〜(答えのなさそうな問題)に答える哲学』ちくまプリマー新書
※人生における根拠や理由についての哲学。「なぜ〜」は,たくさんありますが,どう考え,どう答えるのでしょうか。