小学館のフリー文芸誌です。いつもいただいている大型書店が営業自粛をしていたので,久しぶりの入手です。
『きらら』も同様ですが,5月号,6月号まとめて配布されていました。
私が好きなコーナー,「超短編!大どんでん返し」の今回の執筆者は,曽根圭介さん。ストーカー事件の取り調べかと思いきや,次第にとんでもないブラックな結末に。現実だったら怖すぎます。
インタビューコーナーに登場したのは,脚本家で作家でもある土橋章宏さん。映画『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名!』の脚本で知られている方です。
エンジニアからWeb制作に転身し,さらに作家に転じたという経歴の持ち主だそうです。作家の部分でも,小説から脚本,そしてまた小説と転換してきたというから,自分に向いているものを探すのが上手だったということでしょうか。
脚本の方が物語を構成する型があるので,取り組みやすかったのだそうです。脚本化を前提に原作小説を書いたり,逆に脚本をもとに小説も書けるという強みがあるのだとか。
脚本を書くにあたっては,監督の視点や俳優の視点も考慮しているということでした。コミック原作やリメイクに頼っている感のある映画界で,オリジナル脚本の書ける方は貴重な存在なのではと感じました。