『パブリッシャーズ・レビュー みすず書房の本棚』No.34 春号 | 古本屋へGO!

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古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

みすず書房の新刊案内フリーペーパーです。同社のPR誌『みすず』よりも,もう少し先の新刊までわかるところがメリットだと思います。

 

 

巻頭記事は,政治学者 宇野重規氏が,フランスの政治学者 ピエール・ロザンヴァロンの新刊『良き統治 〜大統領制化する民主主義』を紹介する内容。

 

国民主権と言いながら,それは投票日1日だけのことになってる現在の民主主義,そしてポピュリズム政治家の台頭といった現代の難問に挑んでいる書のようです。

 

良き政府,良き統治というものが実現する可能性はあるのでしょうか。

 

 

他に注目したのは次の本です。

 

 

ウルリケ・ヘルマン『スミス・マルクス・ケインズ 〜よみがえる危機の処方箋』

 

※現在の経済問題を過去の三巨頭の思想に立ち返って考え直した書。危機の出口は見つかるのでしょうか。

 

 

 

M・ブラストランド,D・シュピーゲルハルター『もうダメかも 〜死ぬ確率の統計学』

 

※飛行機と電車のどちらが安全か? を比べるなど,人生に起こりうるリスクを確率で考える統計学の本。

 

 

 

ショーン・ジェリッシュ『スマートマシンはこうして思考する』

 

※AIの思考法などの基本的なことから高度な内容までが解説されているそうです。研究者達のエピソードも載っているそうで面白そう。

 

最近は,アマゾンで検索すると,すぐに関連商品の宣伝があちらこちらに。これもAIが好みの傾向を分析して行っているのでしょうね。