大学テキストと法律書で知られる有斐閣のPR誌です。
巻頭特集は,『大人のための社会科 〜未来を語るために』の刊行を記念してのシンポジウム抄録。
同書を執筆した4人の社会科学者がパネルディスカッションを行っています。経済学者,財政社会学者,歴史学者,政治学者という組み合わせで討論がなされていました。
希望,公共事業,信頼,経済指標,自由と政治参加,政党政治,女性の社会進出と,現代の日本社会に関わる様々なテーマが飛び出してきて考えさせられる内容。同じ社会科学といっても分野が異なると視点も変わってくるということが,わかりやすく説明されているのが印象的でした。
新刊で注目したのは,次の本です。
田邉勝巳『交通経済のエッセンス』有斐閣ストゥディア
※交通に関わるインフラやサービス等の問題を経済学の視点から分析しているようで興味深いです。
一小路武安『ハイブリッド製品の開発戦略 〜日本アニメーション産業の新技術と既存技術の統合マネジメント』
※ハイブリッドというと自動車を思い浮かべますが,アニメ業界の3DCG新技術をめぐる製品開発を対象とした研究のようです。