『図書』4月号 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

孫歌氏の連載「北京便り」が中国ドラマにおける日本人の描き方が変わってきていることを指摘していて興味深く読みました。

従来は残虐な日本兵を悪のステレオタイプとして描いていたのが,悪役とはいえ悩んだり,よいところがあったり,軍人以外の庶民を描いたりと,人間的に描かれるようになってきたというのです。さらには日本人と中国人の友情物語すら作られるようになったのだとか。

日本と中国の関係がさらに近いものになれば,日本人の描かれ方もまた変わってくるのでしょうか。


今月の新刊で注目したのは次の本です。


リービ英雄『大陸へ ~アメリカと中国の現在を日本語で書く』

※作家が触れたアメリカと中国の現実とは。



木村榮一『翻訳に遊ぶ』

※スペイン語翻訳の第一人者による翻訳論だそうです。



眞淳平『人類の歴史を変えた8つのできごと Ⅰ ~言語・宗教・農耕・お金編』岩波ジュニア新書

※人類史を塗り替えた大きな出来事を紹介した本。サブタイトルにある4つは確かに大きな要素ですね。



レイチェル・カーソン『潮風の下で』岩波現代文庫

※『沈黙の春』で知られるカーソンの処女作だそうです。