待ちに待った恒例の読書アンケート特集号です。
今年は震災&原発関係の本が多いのではないかと思っていたら,やはり出てました。でも,そんなにすごく多かったわけではなく,例年通り自身の専門に関連する本を挙げていらっしゃる方も多かったです。
複数の方から名前が挙がっていたのは,次の本です。
山本義隆『福島の原発事故をめぐって ~いくつか学び考えたこと』みすず書房
レベッカ・ソルニット『災害ユートピア ~なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』亜紀書房
開沼博『「フクシマ」論 ~原子力ムラはなぜ生まれたのか』青土社
小出裕章『原発のない世界へ』筑摩書房
安克昌『増補改訂版 心の傷を癒すということ』作品社
ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』上・下 岩波書店
中沢新一『日本の大転換』集英社新書
清水幾太郎『流言蜚語』ちくま学芸文庫
高木仁三郎『市民科学者として生きる』岩波新書
山内明美『子ども東北学』イースト・プレス
丸浜江里子『原水禁署名運動の誕生 ~東京・杉並の住民パワーと水脈』凱風社
鹿野政直『沖縄の戦後思想を考える』岩波書店
由井晶子『沖縄 ~アリは象に挑む』七つ森書館
多和田葉子『雪の練習生』新潮社
円城塔『これはペンです』新潮社
青柳いづみこ『グレン・グールド ~未来のピアニスト』筑摩書房
エーコ,カリエール『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』阪急コミュニケーションズ
上記の本以外に私が個人的に興味を持った本は次のものです。以前,紹介したものは省きました。
佐高信『電力と国家』集英社新書
※日本の電力業界の意外な歴史が語られているというので興味をもちました。
クレア・キップス『ある小さなスズメの記録 ~人を慰め,愛し,叱った,誇り高きクラレンスの生涯』文藝春秋
※ピアニストである著者とスズメのほのぼのとした交流を描いた文章のようです。梨木香歩さんの翻訳というので期待しています。
アニエス・ジアール『エロティック・ジャポン』河出書房新社
※フランス人女性ジャーナリストの見た日本のサブカルチャー論の視点が新鮮なのだそうです。
中西準子『都市の再生と下水道』日本評論社
※読売新聞の連載「時代の証言者」,読んでいました。
那須正幹『ヒロシマ』全3巻 ポプラ社
※「ズッコケ三人組」シリーズの著者による被曝から復興までの三代記だそうです。