早くも新年合併号の登場です。
井田良氏のエッセイ「『講義刑法学・総論』執筆余話」はタイトルは堅いですが,ドイツでの生活の様子を興味深く読めました。刑法の本を書くのに「ハウルの動く城」のエピソードを例に挙げたりと面白かったです。
例え話と言えば,脇田成氏の新連載「日本人『論』の『行動』経済学」も落語協会の分裂を例に挙げて経済学の理論をわかりやすく説明しています。
日本人論も人間心理をつかもうとする行動科学もわりと好きなのでこれからの展開に期待します。
他にも竹内健蔵「経済学で読み解く交通問題」,齊藤誠「企業と社会をとりもつリスクマネジメント」,岩田正美「『取扱注意』概念と格闘する」,中釜洋子「家族の未来をみやるために」などの論考が掲載されていて現在の日本社会について考えさせられました。