『創文』10月号 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

創文社のPR誌です。今月はいろいろなジャンルの論考が楽しめました。

川口大司氏の「なぜ日本の賃金格差は広がらなかったのか?」を読んで,格差社会と言われつつもまだ欧米よりはましな状況にあるらしいことがわかりました。しかし,今後格差は広がる可能性があるのだそうです。そこで大学教育を充実することで知的労働者を増加させ賃金の底上げを図ろうということでした。
しかし,高学歴でない人々はどうするのでしょうか。今は高校中退とか多いらしいし,そのへんはどうなのでしょうか。大学だけでなく高校も充実させていかなければならないように思います。


山田央子氏の「ドイツから見たEU近況 雑感」はドイツの変貌を軸にEU内での変動や問題点をとらえていて読み応えがありました。経済面で統合されるのは仕方ないとして,それぞれの国の文化までが押しつぶされてしまう状況はどうかと思いました。
アジアの将来も心配になってきました。いつかはEUみたいになってしまうのでしょうか。