今月は『質的心理学講座』発刊にあたっての執筆者たちの座談会が興味深かったです。社会学でも質的研究v.s数量的研究という図式がありますが,心理学も似たような状況なのでしょうか。
個人的にはフィールドワークやエスノグラフィーといった研究の方が興味があります。数学は苦手というのもありますが。
いずれにしろ3巻構成で「育ちと学びの形成」「人生と病の語り」「社会と場所の経験」のテーマからなる,このシリーズに期待したいです。値段が少々高いのは痛いですが。図書館に入ってくれるとうれしいです。
また,鈴木真二氏の連載「航空の100年」がリリエンタールの志がライト兄弟へと受け継がれた様子を伝えていて面白かったです。
驚いたのは編集後記で『みすず』の読書アンケートで田中純氏の『都市の詩学』が複数の人から評価されたのを喜ぶ声が述べられていたことです。
他社のPR誌とはいえ注目しているのですね。