真田信治監修『韓国人による日本社会言語学研究』(おうふう)を読みました。日本語と韓国語では語順など似ているとこともあるのですが,言語行動となるとかなり違うことがわかりました。
例えば日本人があいづちをうつのは話し手に対して共感を示すためであり,聞き手は頻繁にあいづちをうつそうです。それに対して韓国では目上の人の話はじっと聞くのが礼儀正しいのであいづちはあまりうたないとのことです。
その他にも店員と客のやりとりの日韓比較や漫画での感情表現の違いなど興味深い研究がたくさん載っていました。ただ言語学の専門書なので専門用語が多く一般向けではないかもしれません。タイトルからして堅いので,この本のエッセンスをかみくだいて,タイトルもわかりやすくした新書が出たら受けるかもしれません。