前回の記事に、数人の方から励ましのメッセージを頂きました。
ありがとうございます。


先週は週明けに届いた突然の訃報に始まり、とても辛い1週間でした。

辛いけど、あっという間に過ぎ去った1週間。

なんだか夢のように過ぎ去りました。

夢だったらいいのにと、私だけじゃなくて多くの友人が願ったと思います。


友人の死は、交通事故によるもの。

飲酒運転の被害者です。

友人は交通ルールを守っていました。

なんて聞くと、ますます悔しさが膨らみ、やり場のない怒りがこみ上げます。


アンガーマネジメントのファシリテーターとして、

私も自身の怒りやイライラの感情をマネジメントする毎日ですが、

この件に関しては、どうマネジメントすればいいのか消化できない状態でした。

でも、生きている私たちは前を向いて進んでいかなくてはいけません。


アンガーマネジメントのテクニックの中に、

怒ったところで、これは変えられることなのか?変えられないことなのか?

そして、それは重要なことなのか?重要でないことなのか?を考えるものがあります。


私が怒ったところで、友人は戻ってきません。

反対に怒らなくても、戻ってこないことは変わらない。

でも、彼が亡くなった事実、戻ってこない悔しさ、悲しさ、

何をしても戻ってこない事実、全て私たちにとってはすごく重要なことです。


じゃあ、どうする?

ここを自分で考えて、決めて、行動する。


怒っても怒らなくても、彼の死は変えられない事実です。

でも、彼を失う原因となった飲酒運転を減らす、なくすことはできるかもしれない。

目線を変えると、変えられることはあります。


残念ながら、飲酒運転への意識が低い人達がいるのは事実。

できる、できないで言うと、飲酒運転を「しない」という行動はだれでも「できる」行動です。

でもいつまでも減らないのは、できる人達ができるのに「しない」から。


私は今後、

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」に、「乗せるな」と「飲ますな」をプラスします。

お酒の席で、「最初の一杯くらいは」なんて緩いことを言う人がもし近くにいたら阻止します!

そんな小さなことでも、大きな変化につながることを信じて。





四十九日までは、彼はまだウロウロしてるのかな。

たくさんの人に慕われていた人なので、あちこち行ってるような気がするけど、

今日は七夕だし、逢いに来てくれるといいなー。


ゆっくりお別れしながら、私たちも元気を出していかないとね。