人間の脳がストレスを感じると、コルチゾールというホルモンが分泌されます。このホルモンは、体の危険を察知して、脂肪を積極的に蓄えようとする働きがあるので、これだけで太りやすくなってしまいます。

さらに、ストレス太りになりやすい人は、得てして甘いものや脂っこいものに走る傾向があります。これは、脳が甘いものや脂っこいものをほしがっているからです。

ストレスを感じると、脳は負担を感じ、危険な状態だと認識します。そして、脳に必要な栄養素をたくさん確保しようとします。

まずはブドウ糖。糖分です。脳のエネルギー源はブドウ糖なので、甘いものをとってブドウ糖を積極的に補給するように指示を出します。

つぎにコレステロール。脳が情報伝達するためにはコレステロールが必要で、神経細胞にもコレステロールが欠かせないといわれています。さらに肉に多く含まれるトリプトファンという必須アミノ酸は、精神状態を安定させるために必要な成分で、これらを補うために脂っこいものを食べるように指示を出します。

脳はストレスから解放されようと、自発的に甘いものや脂っこいものをとろうとしているわけです。

ダイエット中、甘いものや脂っこいものを極端に制限している人の場合、その反動でよけいに脳から強い信号が出されるので、こうなると自分の意思で抑えるのはなかなか難しくなります。




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