「ヤノマミ」 ジャック・リゾー 守矢信明[訳] パピルス
めっちゃ読みやすい!!こないだのトウモロコシのお話とは正反対の読みやすさ。誤植は多いけど。
その理由は訳者の後書きにもあるが、著者の記述の仕方。訳者はこの点について物語形式と書いてるけど…。頭から終わりまで著者の目線でほぼ書かれている。客観を装った主観。それも結構淡々としてる…ような気がするのは多分こないだ読んだトウモロコシの本と比較してるからかも。観察する冷静さとその生活の中に入り込みかけてる激情の表現のしかたが物語っぽい。その表現力が凄いのかな?ただ、「全て」を書いてるわけではない模様。
ヤノマミに関しては…人間ってどこでも一緒やな。細かい形式が違うだけで、何にも変わらない。文化的ではあるし、むしろいろいろ学ぶことも多い。殴られたら殴り返すの効果とか…。暴力推奨ではなく、ね。あとは火と子育てに関しての件とか。ここが一番印象に残ってるかも。
もう意味も残ってないようでそれでも繰り返される習慣や、無意味に見えて実は重要なルールとか…。ここ一番には美しく飾るところまで。みんなそこは一緒だ。子どもの喧嘩で母親がヒートアップするところもね(笑)ただ…もう必然的に他の文化は混じってる。それも結構深く。それはそれで自然な形なんやろうけど。
それにしても、ぐずる子どもに対する母親の寛容さはちょっと凄いものがある…。これは尊敬に値します。
あと、個人的になんだけど…。この人の訳の仕方というか言葉が一部非常に徳島っぽい(笑)だからかな?物凄く、ものすごーく自分に馴染む。懐かしげ。
それにヘクラって式を打つみたいなもんでしょ?