ゴールデンウィーク
も過ぎ、
普段通りの日常が戻ってきましたが
皆さんはどのようにお過ごしでしたか
私は1日だけお休みをもらって、
久しぶりに自転車仲間と一緒に
80kmほど走って来ました
やっぱり、
仲間たちと一緒に走るのは
楽しいですネ
途中でスピード勝負を仕掛けてみたり、
休憩中におしゃべりで盛り上がったり、
みんなで記念写真撮ったり、
やっぱりワイワイする感じがいいですね
ただ、自分が最近走っていないんで、
仲間のペースに付いていくのは、
なかなかしんどかったりします(泣)
でも、
風除けで牽いてくれる仲間もいてくれて、
ますます仲間や集団走行の素晴らしさを
感じることができました
さて、そんなライドの中で、ある友人が
理由あってセカンドバイクでやってきました
シマノのSORAクラスのロードバイクで、
ホイールもいわゆる鉄下駄というヤツです。
おもしろそうだったので、
その友人とバイクを交換し、
10kmほど走ったのですが、
いやぁ・・・死ぬかと思いましたよ
重い重い!
そして進まない進まない・・・
いわゆる、
「剛性がない」というやつです。
乗っててもフニャフニャ感があり、
まぁ柔らかいので、
乗り心地は悪くはないのですが、
踏んでも踏んでも前に進まないんです
それでも、平坦直線路で、
スピードがのってくれば、
まずまず走れるんですが、
スピード変化があるとダメです。
交差点でのゼロ発進とか、
コーナーとか坂道の後の立ち上がりとか、
速度をいったん落とすと、
まったくスピードが戻らないんですね。
入門クラスのバイクやホイールと、
レース用途でも使用できる
ミドルクラス以上との差は、
この辺の「剛性」に強く現われます
その後、友人と再び交換し直し、
自分のレーゼロコンペに乗り直すと、
・・・感激ですね
踏んだ分だけしっかり進む、
ダイレクトな反応が
しっかり感じられます
あらためて、剛性の重要性を認識し直す、
いい機会になっちゃいました
ということで、
今回はフルクラムの代名詞でもある、
「剛性」について、お伝えさせていただきます
高剛性ホイールを実現するフルクラムの技術
フルクラムのイメージといえば?
・・・と言われれば、
多くの方が「高剛性」「硬い」と
答えるのではないでしょうか。
そうなんですね。
フルクラムのホイールと言えば高剛性、
高剛性ホイールといえばフルクラムなんです
しかし、なぜフルクラムは
それほど「高剛性」に
こだわるのでしょうか
その理由は、
エネルギーの伝達性にあるのです
曲がったりしなったりする柔らかい物体では、
形が変形したりよじれたりすることにより、
力は逃げてしまうのです
一方、
曲がったりしなったりしない硬い物体では、
形が変形したりよじれたりせず、
力をしっかりと伝えます
たとえば、
しなり曲がる柔らかい竹と、
しならない硬い鉄の棒があるとします。
それぞれの先端で物体を押したら、
どうなるでしょう
柔らかい竹では、
しなることで押す力が逃げて、
物体を十分に押すことはできません。
これに対して、
硬い鉄の棒では、
しなることなく、押す力をそのまま伝え、
物体を押すことができますよね
つまり
「高剛性」「硬い」ということは、
エネルギーの伝達性に
優れているということになるんです
これをホイールで考えれば、
ロードバイクで
ペダルを踏みこんだ力を
しっかりと地面に伝えるためには、
ホイールの剛性が必要になるんです
これがフルクラムが「高剛性」に
こだわる理由なのです。
さて、
ではどのようにこの「高剛性」を、
フルクラムは実現しているのでしょうか
実は、
ホイールにおいて「高剛性」を実現するのは、
なかなか難しい部分もあります
というのは、ホイールには、
リム部分とスポーク部分があり、
またリアホイールはスプロケが付くので、
左右非対称の構造になっています
このような複雑な構造で
「高剛性ホイール」にするためには、
単に材質に頼るだけではダメで、
優れた技術を持ちあわせる必要があります
フルクラムは
そのような優れた技術を持っているからこそ、
「高剛性」にこだわり、
素晴らしいホイールを制作できるのですね
例えば、
その「高剛性」を生み出す
フルクラムの技術の一つに、
2:1 スポーク・レシオ/2:1 Two-to-One があります
これは、
リアホイールのスプロケ側のスポーク数を
反対側の2倍多く配置することで、
スポークのテンションバランスを保ち、
ねじれを抑え、剛性を高くしているんですね
あるいは、
別のフルクラムの技術として、
オーバーサイズフランジ という技術もあります
フランジとはハブの両側にある、
スポークを取りつける部分で、
これを大きいサイズにしたのが
オーバーサイズフランジです。
フランジを大きくすることで、
スポークの長さが短くなり、
剛性が高まるのです
また、フルクラムには
剛性を高める技術として、
MoMag という技術もあります。
これは、ニップルを磁石によって
スポークホールへと誘導する技術で、
リム外周のスポーク穴がなくなったんです
当然、空洞部部の穴が無くなれば、
その分リム剛性がアップしますよね
このように、
剛性を高めるために、
さまざまな技術を使っているんですね
そして、
そのような技術の結果生まれたのが、
踏んだ分だけ進む、ダイレクトな反応を持つ、
フルクラムの高剛性ホイールなんです
ぜひ、皆さんも、機会があれば、
ロードバイクの走りを変える
フルクラムホイールをご体験下さい
ペダルを踏めば進む・・・
文字で書くと当たり前のように見えますが、
その素晴らしさにきっと驚くと思います
それにしても、
今回のライドでバイクを交換してくれた友人。
あのバイク、あのホイールで、
私よりも速く走っていました・・・
恐るべし
フルクラムの代表作、C17リムの
フルクラム レーシングゼロも
高剛性ホイールとして大人気です♪
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