最近、ますます寒くなりましたね
自転車でコンビニ休憩のときに
「肉まん」買っちゃう時期ですよね
実は以前ハンガーノックをした
経験があるんですが
本当に身体が動かなくなるんです
お腹がすいた感覚はないのですが、
よくよく考えると、
補給していないことに気付き、
近くのコンビニで「肉まん」を
買って食べた記憶があります
さて、「肉まん」といえば、
ふかふかで柔らかですが、
当店でもっとも人気があるのが
硬い硬い剛性感が人気のコイツです
フルクラム レーシングゼロ C17
アルミ最高峰と評判が高い
レーシングゼロシリーズは、
このC17に限らず、
硬く剛性が高いのが特徴です
先日、ネットでレビュー記事などを見ていましたら
「剛性力が高く反応性が良い」
「硬く加速性能や推進力に優れている」
という内容を多く見かけました。
当店に届くインプレも
同じような内容をたくさんいただいております
ところが、その一方で
「硬いので脚にダメージが残る」
「硬いから上級者以外は向かない」
というインプレ記事も多いようです。
え? それは本当でしょうか?
本当に硬いホイールだと
脚にダメージが残るのでしょうか?
今日はそこの部分を
しっかりとご説明していきたいと思います
FULCRUM Racing Zero 2WF
レーシングゼロのダイレクトな反応がペダリングに影響を与える?
まずは「硬い」とはどういうことでしょう?
例えば、竹の先の部分でできた棹と、
鉄の棒がここにあるとします
そして、それぞれ棹と棒の端を持って、
何か物体を押す様子を想像してみましょう
竹の先の部分でできた棹は、柔らかいので
片方の端をもつと先端がしなります。
そしてしなることで、上手く力が伝わらず
何か物体を押しても、動かすことができませんね
でも鉄の棒は硬いので、片方の端を
持ってもしなることはありません。
しっかりと力が伝わるので
何か物体を押せば、動かすことができます
つまり、「硬い」ということは、
力をしっかりと伝えることが
できるということで、
「柔らかい」ということは、
しなったり曲がったりすることで
力が逃げてしまうことなんですね
これをホイールに当てはめると、
乗り手のパワーをしっかりと
ロス少なく伝えるためには、
しならず、曲がらず、ダイレクトに
地面に力が伝わる「硬さ」が必要なんですね
レーシングゼロシリーズの
卓越した加速性や推進力は、
この「硬さ」「剛性」からきているのです
これは試乗してもらうとわかりますが、
レーシングゼロを履いてペダルを踏むと、
クランクがストンと真下に落ちるような
感覚になります
しならずに力が伝わっているからですね
実はここに大きなポイントが
隠されているんです
皆さんはおわかりですか
普段た私たちはぺダリングする時は、
片方のペダルが下死点に付く前に、
もう片方のペダルを引き上げて、
スムーズに回転させていきますね
このようにスムーズな回転が行われる
ぺダリングができていれば、
脚へのダメージはあまりないんですね
ところが、レーシングゼロでは
ダイレクトな反応でしならないので、
クランクがストンと真下に落ちていきます
すると、
下死点に想像以上に速くたどり着き、
もう片足の引き上げが追い付かずに
そこでガツンと衝撃を受けてしまうのです
実際にはそこまでガツンとした衝撃を
受けるところまではいかないでしょうが、
トルクをかけるポイントがずれて、
ペダリングがスムーズに行なわれないと、
脚への負荷は溜まるのですね
硬いホイールだと脚にダメージがある!
という言葉の正体はここにあったんですね
硬いからダメージがあるのではなく、
ペダリングがスムーズに行われないので、
脚にダメージが残るんです
というわけで、
レーシングゼロを履いても、
硬いホイールだから脚にダメージが残る
なんてことは絶対ありませんよ
ご安心下さい
むしろ、ペダリングスキルの
向上のためにも、
FULCRUM RACING ZERO C17
おすすめです
※追記
レーシングゼロC17は
惜しくも廃版となりました。
大人気の後継者、レーシングゼロ2WFはこちらです。
FULCRUM Racing Zero 2WF