「誰も知らない泣ける歌」 という番組で、また泣いてしまった。


ときどき、やっていると、いつも泣いてしまう。


結婚して、気づいたことがある。


ものごとに、すごく感動するようになった。


涙もろくなった。


そのひとつに、「歌」がある。


長年連れ添ったある夫婦の話をもとに作られた歌だった。


夫に先立たれ、そのショックで妻は痴呆症になってしまった。


娘の名前も、自分の名前すら忘れてしまったのに
最後の最後まで忘れなかったのが
夫の名前だった。


お孫さんが、そんなおばあちゃんのひたむきな気持ちを
歌にたくした。


病気が、記憶を奪ってしまう。


でも、誰かを愛するという気持ちだけは、
誰にも奪えないということを教えてくれた。


休日になると、私はいつもだんな様と二人で過ごす。

普段はお互い仕事をしていて、
帰りの遅いだんな様と一緒に過ごす時間が少ない。

結婚する前はまったく知らない他人だったのに
結婚して、家族になって、一番の友達になった。


ときどき、私たちって、さやえんどうみたいだなと思う。

ひとつのさやに、ぴったりくっついて入っているエンドウ豆。


同じ根っこから芽が出て、同じ環境で育って、
成長してからも、ずっと同じさやで暮らす。


私たちは、さやえんどうのように、
同じ根っこから生まれたのではないし、別々の環境で育ったけど
出逢って、結婚した。


これからは、ひとつの根っこから、同じ環境の中で成長していくんだ。


これからもよろしくね。