7秒でキメる!
あなたの魅力を引き出すマジカルカラー
「あなた色」で人生を変える。
こんにちは。
東京・新宿区
認定NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)
インストラクター、
愛里子(あいりす)Colorの近藤 智美です。
先日、川崎市・武蔵小杉にある学童「まめっこビジョンアカデミー」さんに伺い、子どもたちと「色」をテーマにしたカリキュラムを行ってきました。
昨年の夏休み、冬休みに続いて、今回で3回目。
前回会ったときより、みんな1学年上がっています。
年中さんだった子が小学生になっていたり、
新しく入った子もいたり。
今回は1年生5人、2年生3人、3年生1人、5年生2人、
6年生1人の12人が参加してくれました。
カラーのカリキュラムは午後から。でも、私は朝から参加!
カラーのカリキュラムは14時からの予定でしたが、
私は朝の10時から学童へ。
まずはみんなで自己紹介。
自分のことをどう呼んでほしいかも自分で紹介します。
すると、以前会ったときとは違うニックネームになっている子もいて、「あれ? 前と違う!」なんてことも。
2つの小学校から子どもたちが集まっているので、
夏休みの終わる日も学校によって違います。
校長先生の方針で「夏休みの宿題がない」という学校もあるそうで、私が子どものころとはずいぶん過ごし方も違うんだなぁ、と感じました。
小学1年生のSちゃんは、学校が始まる2日前なのに、まだ宿題がたくさん残っていました。
でも、この日はどうやら「やる気スイッチ」が入っていたようで、次から次へと問題を解いていきます。
今どきの小学生は、宿題もタブレット。
ゲーム感覚で算数や国語の問題をどんどん解いていきます。
途中で疲れているのがわかっても、それでも投げ出さずに続けている姿に、「めっちゃ体力あるなぁ」と感心してしまいました。
お昼は、それぞれ持ってきたお弁当を食べました。
午後になっても、Sちゃんは宿題を続けています。
そして、とうとう最後までやり切りました! 頑張った!!
そのほかの子たちは自由に遊んでいたのですが、途中から「お化け屋敷を作ろう!」という遊びが始まり、私もお化け役で仲間入り。
「首を90度に横に曲げて、目は見開いて、口は笑うんだよ」と教えてもらいました(笑)。
Hちゃんのお化けは、かなり上手! でも、「お化け屋敷には行ったことがない」と言うんです。実際に見たことがなくても、自分の頭の中で想像して、お化けを作ることができる。
子どもたちの想像力ってすごいですね。
いよいよカラーの時間!テーマは「虹」と「今日の自分の色」
14時になり、いよいよカラーのカリキュラムがスタート。
今回のテーマは2つです。
「虹って何色かな?」そして、
「今日の自分って何色かな?」
まずは、太陽の光とはどういうものなのか、そして、どうして私たちは「色」を見ることができるのかについてお話ししました。
虹の話は、子どもたちが大好きなテーマ。前回のカリキュラムで話した虹のことを覚えている子もいました。
今回も、小学1年生の子が虹の七色をすらすら言えて、「藍色」という色名まで知っていることにびっくり!
外に出て、本物の虹をつくってみよう!
虹がどうしてできるのかを学んだあとは、外へ。
ホースからミストのように水を出して、太陽を背中にすると……
虹が出ました!
虹が見えた瞬間、子どもたちのテンションも爆上がり!
ミストのような水が冷たくて気持ちいいので、途中からは「虹をつくりたい」というより「水に当たりたい!」という感じになっている低学年の男の子たちも(笑)。
虹を出したい人が順番にホースを持って、いろいろな虹をつくりました。
そんな中、6年生のMくんから、「雨だと虹が出るの?」という質問が。
Mくんはカラーのカリキュラムの途中から参加したので、虹ができるしくみについての説明を聞いていませんでした。
そこで、
「雨だけでは虹は出ないんだよ。太陽の光が必要なの。太陽の光がひとつひとつの水滴に入っていって、水滴の中で進む方向が変わって、水滴から出てくるときに虹になるんだよ」
と説明しました。
そして、自分の背中に太陽があることを確認。ホースから水をミストのように出してみると……ちゃんと虹が出ました。
「なぜ?」という疑問を、その場で実際に確かめてみる。こういう体験は、子どもたちの記憶にもきっと残りますね。
次は「補色」のカリキュラム
もうひとつのテーマは「補色」です。
虹の色の中から、赤・橙・黄・緑・青・紫の6本の色鉛筆を用意。
その中から、まずは直感で3本を選んでもらいました。
そして、真っ白の紙に三重にしたハートを描いて、好きなところから好きな色を塗っていきます。
ハートの大きさも、色の塗り方も、一人ひとり違います。

やさしく塗る子。
力いっぱい元気よく塗る子。
ものすごく早く塗ってしまう子。
ゆっくり、ていねいに塗る子。
同じ材料を使っていても、できあがるものはみんな違う。
それもカラーの面白いところです。
色を塗ることは、ただ「きれいな作品をつくる」だけではありません。
手を動かして色を塗ったりすることを通して、集中する時間にもなります。
この日は、色塗りをしているときの「集中する感覚」についても子どもたちに話しました。
「ココロの中がざわざわして落ち着かないときは、色塗りをしてみるのもいいよ」
という話をすると、子どもたちは静かに聞いてくれました。
補色って何だろう?
塗り終わったところで、今度は「補色」について。
補色とは、色相環の反対側にある色のことです。たとえば、赤と緑、青と黄、紫と黄緑。
私たちの身の回りでも、補色の組み合わせはたくさん使われています。
例を見せながら話すと、「知ってる!」と反応してくれる子も。
さらに、補色残像の実験もしました。
パソコン画面に出した赤いりんごを30秒ほどじっと見つめます。
そして、画面をぱっと白に切り替えると……
「あっ、緑!」
赤いりんごを見ていたはずなのに、白い画面に薄い緑色のりんごのような形が見えます。
色をじっと見続けたあと、その反対側の色が見えてくる「補色残像」。
実際に自分の目で体験すると、色の不思議がぐっと身近になります。
「どうして緑に見えるの?」
そんな疑問も出てきます。
色の見え方には、目だけでなく脳の働きも関係していることを説明しました。
そして、身近なところで補色が活用されている例として、手術室の壁や服の色、非常口がどうして緑なのかについても紹介。
「色って、きれいに見せるためだけじゃないんだ!」
そんなことも感じてもらえたかなと思います。
また、黄色のTシャツに青いパンツの補色ファッションの子もいたので、みんなにご紹介。私も自分がしていたイヤリングが補色配色になっているものだったので、見てもらいました。
「今の自分の色」と「足してみたい色」
補色について学んだあとは、もうひとつの三重のハートへ。
今度は、最初に自分が選んだ色の「補色」を塗っていきます。
周りの子がどんな色を選んだのかを見たりしながら、みんな楽しそうに色を塗っていました。
「補色」は「補う色」と書きます。
そこで、こんな話をしました。
たとえば、まぐろのお刺身に大葉を添えると、まぐろの赤がより引き立って、おいしそうに見えます。
色と色も、お互いを引き立て合うことがあります。
最初に自分が直感で選んだ色が「今の自分の中にある色」だとしたら、
その補色は、
「今の自分に足りていない色」
「これから少し足してみたらいい色」
なのかもしれないね、と。
もちろん、これは色から自分を決めつけるものではありません。
「今の自分はどんな感じかな?」
「これから、どんなものを取り入れてみたいかな?」
そんなふうに、自分自身をちょっと見つめてみるきっかけとして、色を使ってみました。
最後は、一人ひとりの「自分色」を撮影
最後は、ひとりずつ自分で塗ったハートを持って写真撮影。
同じ色鉛筆を使ったのに、できあがったハートは本当にさまざま。
色の選び方も、塗り方も、形も、みんな違います。
そして最後のシェアタイムでは、
「今の自分の色と足りない色がわかってよかった」
「補色残像が見れてよかった」
「ハート描くのが難しかった」
「自分の色が目で見れてよかった」
「やさしく色を塗れてよかった」
など、一人ひとり違った感想を聞かせてくれました。
「楽しかった!」だけではなく、それぞれが自分なりに感じたことを言葉にしてくれたのが、とても嬉しかったです。
また冬休みに会えるかな?
今回で3回目となる、まめっこビジョンアカデミーさんでのカラーのカリキュラム。
回を重ねるたびに、子どもたちの成長を感じます。
前に話したことを覚えていてくれたり、以前とは違う表情を見せてくれたり。
そして、カラーのカリキュラムだけではなく、朝から一緒に過ごすことで、子どもたちの日常の一部をちょっとだけ見せてもらえるのも、私にとっては嬉しい時間です。
スタッフの方から、「今度は冬休みかな」と言っていただきました。
私も、ここの子どもたちのことが、またさらに大好きになりました。
次に会うときには、みんなどんなふうに成長しているのかな。
今から楽しみです。
(2026.8.24)
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