こんにちは。

NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)

愛里子(あいりす)の

近藤 智美です。

 

この1週間、私は

 部屋中をみまわす

→カメラ越しにその1コーナーをみる

→ため息をつく

を、

何回も何回も何回も

繰り返しました。

 

というのは、

現在、CLE協会会長の高田裕子先生による

色彩検定2級対策講座を

受講中の私なのですが

課題について考えていたから。

 

いろいろな住空間があるなかで

その場所は

どんな生活をする空間なのか

どんな配色比率になっていて

どんなインテリアスタイルにしているのか

配色はどんなイメージなのか

自分の家のなかで

ここ!というところを写真に撮って

提出する、という課題でした。

 

色彩検定2級の試験では

写真を見せて

答えさせる問題だったり

文章のなかで適切な表現を

答えていくものなので

この課題は

色彩検定2級で学んだことを

より実践的に

生活に使っていくものです。

この課題の提出にあたり

先生から

「知識とは

 知ったことを実践して

 成果を出すこと」

とのひとこと。

 

そうなんですよね。

知るだけではもったいない。

それを使ってこそ楽しい。

 

でも私

けっこうアップアップなんです。

 

課題やろうと思うと

きょろきょろ周りを見過ぎて

すごく疲れるんです。

苦しいんです。

でも楽しくて。

時間がたつのも忘れちゃう。

 

その前の週は

ファッションで

いろいろある配色法を使って

コーディネートしました。

 

それも

朝起きて、洋服を選ぶときとは

別の脳の部分が動いていて

楽しかったんだけど

使っていないところを使い過ぎて

疲れてしまうんです。

 

でも

いっぱい色を見るんです。

 

気づきがいっぱいあって。

 

とっても恥ずかしいけれど

今日提出した私の課題はこれ↓

もっと引いて写真を撮らないと

部屋のどの部分かわからないとは思うのですが

無理です~無理無理!!

 

最初に撮った写真は

もっと寄ってます。こちら↓

部屋というより

パキラの写真でしょ、これは。笑

 

課題の話に戻すと

これは我が家のリビングのテレビ台まわり

リビングは

住空間の中心となる

だんらんやくつろぎの場です。

 

家族だけでなく来客も含め

多くの人が利用する

パブリックなゾーンです。

 

インテリアは面積に応じて

ベースカラー(基調色)

アソートカラー(配合色)

アクセントカラー(強調色)

にわけてカラーコーディネートしていきます。

 

上の写真の場合、

ベースカラーは壁のオフホワイト

アソートカラーはテレビ台のブラウン(dkg6)

そして、観葉植物の緑(dk12)が

アクセントカラーになっています。

比率でいうと

7:2:1です。

 

直線的でシンプルな

ベージュ、ブラウン系を使った

ナチュラルなインテリアスタイルです。

 

配色も穏やかな

ウォームナチュラルになっています。

 

もう1か所課題用に考えたけれど

提出しなかったものがあるので

自分の勉強用としてつぶやいてみます。

洗面台まわり。

なんかレトロな感じなんですよね。

 

壁がベビーピンク(p2)に塗られてて

そこに真っ白な洗面台。

ガーベラのピンク(b24)を

アクセントカラーに置いてみました。

 

配色はおもいっきりロマンチック。

 

洗面所という場所は

水を使用する水回りの空間なので

サービスゾーンといわれるエリアです。

 

これが提出できなかったのは

インテリアスタイルが

これって分類できなかったんですよね。

 

インテリアスタイルには

●ナチュラル

●カジュアル

●オーソドックス

●クラシック

●エレガント

●モダン

が代表的です。

 

この空間は

色としては低彩度・高明度で

RP~R系の色を使ってて・・・・

エレガントと呼ぶには色だけだし

じゃあ、陶器や壁のコンクリートな感じは

モダン???

エレガント&モダンといったらいいのか?

 

とか、いろいろ考えてたら

わからなくなってきて。

でも、ひとつのスタイルには落ち着かない

折衷タイプであることは

思っていて。

 

まあ、こんなことを部屋中みまわしながら

あれこれ考える1週間だったわけです。

 

写真に撮ってしまえば

1枚の写真に過ぎないけれど

そこにいたるまでに

考えることが山ほど。

 

でも実践するって

そういうことなんだなって

強く強く思う日々です。

 

で、あらためて

色って

感情を揺り動かすんだなぁ~

って。

 

沸き起こってくる

たっくさんの感情を

笑える自分がいるってことも

あらためて

ふふっと眺めている私です。

 

むかし

当時とってもお世話になっていた人に

私が色の話をしたことがあります。

 

ひととおり話を聴いてくれたあとに

「たくさんあることを

 いろいろあるって言うんだよね」

って言ってくださいました。

 

だから私は

「いろいろ」って言葉が大好きです。

 

こういう学びができること

とっても喜びです。

 

色彩検定を受けたい人には

机上の学びだけでなく

こういう感情を揺り動かす学びを

してほしいなって心底思います。

 

そのほうが

豊かになるから。

いろいろ使えることがあるから。

 

苦しみながら実践中の私だから言えること。