こんにちは。

NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の

マジカルカラーリスト 近藤 智美です。

 

私は平日は会社勤務をしていて

編集の仕事をしています。

 

今日はその仕事がらみで

連載を担当している先生のニュースをご紹介。

 

東京工業大学の名誉教授の伊賀健一先生が

アメリカのIEEE(電気電子学会)により

「垂直共振器型面発光レーザーの概念創出、物理、

および開発への先駆的貢献」から

エジソンメダルという賞を受賞されたのです。

先日の5月12日(火)の日本時間22時50分より

IEEEエジソンメダル授賞式がオンラインで行われました。

 

私は家でパソコンから授賞式に参加しました。

オンラインとはいえ、

アニメーションで会場に入っていったりする動きや

講演会をやるホール前では歓談している様子が流れ

音楽もエンタメのようなノリノリで

ワクワクする授賞式でした。

 

 

伊賀健一先生のスピーチの様子↓

 

もちろん英語でのスピーチ!

何を言っているかは

あまり聞き取れないけれど

勝手にほこらしい気持ちになったりしていました。

 

そして、ブログに書くからには

理由があります。

え? なに?

色のことと関係ある?

仕事の紹介でしょ??

と思われる方もあるかと思いますが、

ちょっと説明させてください。

 

まず、エジソンメダルという賞について。

 

これは、IEEE(電気電子学会)の表彰制度の中でも

最高位にあるメダルです。

 

発明家であるトーマス・エジソンの名にちなんで

1904年に創設されました。

 

電気電子工学関連においては最古となる賞で、

ノーベル賞に比肩する名誉とされる賞なのです。

 

日本からは

西澤潤一氏(2001年)、赤﨑 勇氏(2011年)の

2人が受賞していて、

伊賀先生は3番目の受賞です。

 

3番目ですよ!

すごい!


伊賀先生が発明した面発光レーザーというのは

VCSELと聞くと、わかる人もいるかも。

 

いろいろなところに応用されていて

わかりやすいものであれば

iPhoneの顔認証機構に使われているのが

一番身近かな。

 

ほかにも

コンピュータのマウスや

光通信やレーザープリンター

OCT(光干渉トモグラフィー)と呼ばれる網膜の診断をするのとか

ライダー(LiDAR)などなど

いろいろなものに使われているのです。

 

うわ~、こうやって文字にして説明してみると

こんなすごい先生の担当をさせてもらうって

私はめっちゃ光栄。

というか、

そのすごさをわかっていない自分がこわいww

 

伊賀先生のご紹介はこれくらいにして

話はエジソンというキーワードに戻ります。

エジソンは「発明王」なんて言われていますよね。

誰もが知っている名前ではないでしょうか。

Wikipediaによると、

生涯でおよそ1,300もの発明をしたそうです。

 

さて、私の話になりますが

私は現在

CLE協会会長の高田裕子先生の

「色彩検定2級対策講座」を受講中♪

 

下の写真は前回の講座のときのもの♡

 

色彩検定2級を受験したのは

私が24歳のときなので学びなおしています。

そして、いつか誰かのために

アウトプットできるよう準備中です。

 

・・・というのは、たてまえかなぁ。。。

本当は

秋の検定で1級を受けようともくろんでいるから。

若いころ2回続けて二次試験に落ちてから

こわくて手が付けられなくなっていて・・・。

 

それはまた後日のブログに。

 

2級対策講座のなかで
照明のことを学んでいました。

だから

「エジソン」にピピっと反応してしまいます。

 

エジソンの発明のなかでも有名なのは

白熱電球だから。

 

光源について

あれやこれや

勉強したばっかりなんです!!

 

もともとは太陽の光のもとだけで生活していた人間が

白熱電球を使うようになり

それから蛍光灯が出きてきて

今やLEDの時代です。

 

赤﨑 勇先生は

青色LEDでノーベル賞を受賞していますが

エジソンメダルも受賞されているのですね。

 

赤崎先生はこの4月にお亡くなりになりましたが

私の勤務先では過去にインタビューしていて

その全文が読めます。↓↓↓

 

 

白熱電球は1802年頃から英国で開発が報告されています。

つまり

白熱電球そのものを発明したのはエジソンではないのです。

でも白熱電球でエジソンが有名なのは

エジソンは京都の竹をフィラメントの材料として用いて
寿命の長い白熱電球を実現したのです。

さらにねじ込み式の口金もエジソンが考案したそうです。

 

今やLEDが主流だけれど,

白熱電球は製品として約120年の寿命があったと思うと

すごい発明だったんだなって思います。

 

エジソンについては

ほかにもいっぱいエピソードがあって

語りだしたらとっても長くなるから

最近のエジソンがらみの映画をご紹介。

 

映画『エジソンズ・ゲーム』(2020年)
映画『テスラ エジソンが恐れた天才』(2021年)

エジソンはとっても努力の人で

いっぱい発明はしているけれど

勃興する改良技術に辛酸をなめた人でもあります。

 

伊賀先生もおっしゃっていたけれど

時代の流れとともに使われていくものは

変わっていくのは

結果として、人類の発展のおかげではありますが

ずっと使い続けてほしいっていう

気持ちもあるものですよね。

 

というわけで

エジソンメダルから

エジソンに思いをはせ

白熱電球やLEDを意識し

色彩検定で頭がいっぱいになっている

私でした。

 

長文、失礼しました。

 

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