こんにちは。

NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の

マジカルカラーリスト 近藤 智美です。

 

ひさびさのブログではありますが

今日のお題は

信号の色。

 

NHKの「チコちゃんに叱られる!」で

やっていましたよ。

 

やっぱこの番組

色に関する話題多いと思うな。

 

信号の色

緑に見えるけれど青といってます。

 

 

もともと日本には

赤 青 白 黒

しかなくて

途中から

は生まれました。

 

緑は平安時代末期、鎌倉時代

あたりからの言葉なのだそうです。

 

だから、緑色のものを

青と表現するものは多くて。

これは「青りんご」

緑りんごとは言いませんね。

これは「青汁」

いまの季節みたいな

木々をみると

「青々とした緑」って言います。

この空は「青空」。

そのまんまです。

 

緑のことを青っていうのは知っていたけれど

海外では違うみたい。

 

信号を青というのは

日本だけみたい。

 

インタビューされていた外国人は

Greenと答えていました。

 

それにはビックリ!!!!!

 

たしかに、信号ができたのは

「緑」という色の概念もしっかりあるのに

青っていうのは?

 

新聞で最初に報道されたのが

「青」だったからって

チコちゃんは言ってました。

 

もともと、緑のことを青といっても

すんなり受け入れられるし、

信号が報道されたとき

モノクロで掲載されたのもあって

「青信号」で今の今まで

そのまーんまだったって

日本らしいって言ったらいいのかな。

 

また、今の信号機は

LEDを使ったものが多いです。

 

色覚特性の人にとって

緑色の「青信号」が判断できるように

やや青色よりに設定されています。

 

ですが

黄色と赤色の判別はしにくいそうです。

「注意」と「とまれ」だから

どっちも同じように気を付ければいい・・・・

というのではなく

実は、赤色のLEDには

あの丸い赤色のなかに

×(バツ)印がついていて

色覚特性をもつ人にはその×が

見えるのだそうです。

 

「必要な情報が

 必要な人に届く」ための

デザインということで

2011年のグッドデザイン賞になっています。

 

ユニバーサルデザインのひとつの紹介でした。

 

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