こんにちは。
NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の
マジカルカラーリスト 近藤 智美です。
Panton社により
カラー・オブ・ザ・イヤー2020の
色が発表されました。
Panton社
じゃーん!
「Classic Blue」

「カラー・オブ・ザ・イヤー」は、
色見本帳などで知られるアメリカのPantoneが
2000年より発表してきたテーマカラーのことです。
カラー・オブ・ザ・イヤーの選定は
慎重な考察とトレンド分析を基に行われます。
Panton社のリリースを,
今回はじめてじっくり読んでみました。
発表の仕方まで
なんだか素敵だなぁって思いました。
色について
ここまで言語化できていると
読むだけで
すごくイメージがひろがります。
「夕暮れの空を連想させ、
示唆に富む PANTONE 19-4052
Classic Blue の安心感をもたらす性質は、
新しい時代への入り口を超える時に
構築しなければならない
信頼できる安定した基盤に対する
私たちの欲求を
浮かび上がらせます。」
「私たちは信頼と信用を必要とする時代に生きています。
PANTONE19-4052 Classic Blue が表現するのは、
この種の不変性と信頼感です。」
「深い余韻に包まれた、PANTONE 19-4052 Classic Blueは、
しっかりとした基盤を提供します。
広大で無限の夜空を思い起こさせる限りないブルーの
PANTONE 19-4052 Classic Blueは、
思考を広げるために、当たり前であることの先を見るよう
私たちを促します;
つまり、より深く考え、視野を広げ、
心を開いて会話をしようとする意欲をかき立てます。」
このクラシックブルーは青のなかでも
トーンが暗めの色。
その色からイメージされる
信頼
誠実
明晰さ
穏やかさ
から最後には
「心を開いて会話をしようとする意欲をかき立て」るなんて
されています。
青は自己表現の色だから。
さまざまな自己表現がありますが
「言葉を使う」のがポイントです。
それには、
自分のことを知る
自分が何を感じているかを知る
ことも大事。
色からメッセージがたくさん伝わってきますね。
このカラーが
ファッションやインテリア、商品のパッケージ
食べ物などに使われていきます。
クラシックブルーのお皿が
活躍しそうです。
そして、今日は16日。
色・いろ・イロ・の日です(*^^*)
