こんにちは。

NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の

マジカルカラーリスト、近藤智美です。

 

2018年のカラーはじめは、

2名の方のパーソナルカラー診断をさせていただきました。

午前中のお客様であるATさまは、

年末のお客様につづき、またもYHさまから
ご縁をつないでいただいた方でした。

ご紹介いただけるなんて、本当に感謝の思いでいっぱいです。

 

日程を決めるまで、何度かメールでやりとりをしますが、

実際にお会いするのは
この診断をするときが初めてとなります。

 

ですので、ドキドキとワクワクが同じくらいありますよね。

 

「第一印象はどれくらいの時間で決まると思いますか?」
こんなお話も、自分の体験とともに、
似合う色がどれだけ大きな役割を果たしているかが、
すごく伝わっているように思います。

 

ATさまも、似合う色が気になって、
ネットで探してみたりしたそうです。
 

ネットでみると、「自己診断」できる質問が出てきたりするけれど、
肌の色や髪の毛の色にくわしくないと、

けっこう難しく思いませんか?

 

ATさまはご自分が答えていることが、
合っているかどうかもわからなくて
結局、どうなのかなぁって思ってしまう、
という話をしてくださいました。

 

診断結果は

ブルーベースのサマーさんでした。
 

一見、ウインターもいけそうかなぁという印象でしたが、
フェイスラインに影ができてしまい、
ちょっと色のほうが強く出る印象となりました。

 

ウインターさんの色でもある黒についてATさまは

「黒ばっかり着てる」という話にもなったので
黒という色とほかの色との違いについてもお話ししました。

 

似合う色がわかったとたん、
すべての洋服を似合う色に
買い替えなきゃいけないわけではありません!!

 

いつも着ている黒(このときはドレープで!)をトップスにみたてて、

サマーさんによく似合うパステルピンクのストールを巻いたところ、
もう、とてもステキだったのです。


お肌の透明感がすごくアップして、きれいに見えるし
印象もすごくやわらかくなりました。

お顔をお見せできないのが残念ですが
「黒ばっかり着てしまう」人には、顔周りに、
似合う色をプラスすることがとっても大事です。

 

もし似合う色と言われる色のものをもっていなければ
ストールなどから買い揃えていくのがオススメです。

 

ATさまからは
「とてもわかりやすく楽しく過ごすことができました。」
と感想を伝えてくださいました。

 

それに、黒ばかり着ているとおっしゃってはいましたが、

この日も濃紺のニットに、大判のストールをコーディネイトされていて、

そのストールはまさにサマーさんの配色のものでした。

お店で何度も試着して、最後に決めたのがこれだったそうですが、

お似合いになるものをご自分でもよくわかっていらっしゃるようですね。

 

サマーばかり集めたカラーの布見本もお渡ししたので
コーディネイトしたり、探そうと思っていたストールを
見つけるのもとても楽しみになったようです。

 

これを機会に、
お似合いになる色をひとつひとつ増やしていっていただけると
うれしく思います。

 

ATさま
ご縁をいただきましてありがとうございます。

 

 

ここで少し脱線話を・・・・・。

パーソナルカラーはもともとアメリカで考えられたものなのです。
 

アメリカ人などは、自分で自分の肌の色だったりの判断が
日本人よりははっきりとわかります。
だから、日本人の場合は、
診断士によって診断をしてもらうほうがはっきりするかもしれません。

 

余談ですが、
パーソナルカラーが注目されはじめたのは
1960年のアメリカ大統領選挙からといわれています。

 

まだ43歳という若いケネディが大統領選に出たとき、
対する相手はベテランのニクソンでした。

 

ケネディはがカラー&イメージコンサルタントを起用して
初めて行われるテレビ討論にのぞんだのです。

その結果、ケネディは大統領になりました。

マジカルカラーリスト近藤智美公式ブログamericanPresident

ケネディはモノクロテレビとはいえ、テレビ討論の際、
・濃紺のスーツで「冷静沈着さ」を
・白いシャツで「清潔感」、「上品さ」を
・赤いネクタイで「情熱」を
表現したのです。

モノクロでみると、
ケネディは濃いグレーで、それが力強く見え
反対に
ニクソンは薄いグレーで表示され、頼りなく見えたと言われています。

 

大統領選は「色」だけではもちろんありませんが
第一印象には視覚の占める要素は大きく、
ということは「色」は大きな影響力があるのですよ。