こんにちは。
NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の
マジカルカラーリスト、近藤智美です。
あたたかくなってきて、
シャボン玉を飛ばして遊んでいる親子を見掛けました。
シャボン玉って、
きれいで、
おもわずつかまえたくなって、
すぐ消えちゃったりするけれど、
とっても楽しいですよね。
シャボン玉の、
あのキレイな色は、
なんであんなにキラキラしているのでしょうか?
あのキラキラは、
シャボン玉の薄くて透明な膜に、
光が反射することで映し出されます。
シャボン玉だけではなくて、
ラップのフィルムや
ガソリンスタンドのあたりで、路面に広がるオイルなんかにも、
光をかざすと色がつきます。
物理の先生方による説明によれば、
あれは、
膜の表面で反射した光と、
膜の内側で反射した光の光路差によって、
光の干渉が起こるためなのだそうです。
う~~ん、意味がわかりません・・・。
そのため、
もっとも薄い膜の色は黒色になって、
この状態を「黒膜」と呼び、
さらに薄くなると割れてしまいます。
余談ですが、
割れないシャボン玉を作るために、
シャボンの液に砂糖を入れると、
割れにくくなりますよね☆
シャボン玉の膜って薄~く感じますが、
厚さにはけっこう違いがあるのだそうです。
シャボン玉も、実は奥が深~いのですね!!
昔の人も
シャボン玉の色について研究をしていて、
かの有名な
アイザック・ニュートンも
「光学」という本の中で、
シャボン玉について書いているのだそうですよ。
ニュートンの光学は、
よくあれだけ言語化したなぁと思えるようなことが
いっぱい書かれていますよ。
まあ、私は直接読んだわけではありませんが、
編集のお仕事の勤務先で
連載を担当させていただいている先生が
「光学」の中身やニュートンの人柄を、
物理がわからない私にもわかるレベルで
連載を書いてくださっているおかげで
知ることができました・・・・・☆
ありがたいことです。
色に関連している内容だけ頭に入ってきます♪
むずかしいことはいい!
というあなた!
大塚で
カラフル祭りに遊びにきませんか?
4月9日(日)です!




