こんにちは。
NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の
マジカルカラーリスト、近藤智美です。
めっきり寒くなってきました。
今年の夏は台風の被害などがあり
お野菜高騰のニュースを聞くことが多いですね。
お店でお野菜や果物を買うとき、
私は
「買って買って!」と
言ってくるもの(100%、私の主観ですが・・・)を
買うようにしています。
そうすると、
やっぱりおいしくいただけますから☆
先日、といってもけっこう前ですが、
実家から畑で採れた柿が
たくさん送られてきました。
その柿は、
色がちょっと青っぽかったのです。
食べてみたら、むっちゃ甘くて、
熟していないわけではなかったのですが、
こういう柿がお店に陳列されていたら、
私だったら、
もっとオレンジ色に近い柿を
選んでいるだろうなあって思いました。
生産農家の人たちは、
収穫するときからお店に並ぶまでの時差を考えて、
お店で「買って買って!」状態にするための
早めの収穫は難しいのだろうなぁと、
あらためて思いました。
果物にも、
収穫のときの色をみるための
カラーチャートというものがあるのです!!
それも、
農林水産省でちゃんと作っていたことにビックリしました。
たとえば、シャインマスカット。
最近、
人気の果物で栽培をするところが
増えてきているそうですが、
もともと黄緑色なので、
収穫の適期がわかりにくいため、
専用のカラーチャートがあります。
5段階の色が並んでいて、
ものさしのようですね。
このカラーチャートで、
出荷時の箱内における
果皮色のバラツキを解消することになり、
ブランド価値は上がり、
有利販売が可能になったのだそうです。
とはいっても、
収穫のときに、
カラーチャートを持ちながら作業をするのは、
効率が悪そうです。
とはいえ、
最初にカラーチャートをよくみて
仕事をはじめたとしても、
同じような色の果物を見るわけですから、
だんだんカラーチャート本来の色が忘れられ、
気付いたら違う色を選んでいた、
ということにもなりかねません。
熟練の方なら心配いらないのでしょうが、
繁忙期にお手伝いをする方もいるとしたら
カラーチャートは手放せません。
そこで、
カラーチャートと作業をする手袋を
一緒にしてしまった商品があるのです!!
じゃーん!
これは、
果実のカラーチャートをもとにして、
三重県と三重化学工業株式会社の
共同開発によりできた、カラーチャート手袋です。
柿の種類によって、
次郎柿用のと富有柿用のがあります。
すごいですよねぇ。
これ、重宝されるのではないでしょうか。
この手袋があれば、
①収穫時に色の判定ができる。
②測色の作業時間が短縮。
③収穫果実のロスの減少。
が叶いますね。
柿は、9月半ば頃から、
黄緑、黄、橙、朱赤へと急速に変わっていきます。
1個でも多くの柿を届けたい、という
生産農家さんのためのカラーチャートですね。
このカラーチャート手袋を使うと、
果実をつかんだ状態で果色を測れるので、
色を測る時間が従来のカラーチャートより
40%以上短縮したそうです。
また、誤判定率が12%から4%に減ったのです!!
作業がしやすくなることは、とっても嬉しいですよね。
「おいしい柿を届ける」ために、
ポイントとなるのはやっぱり「色」なのですねぇ。
とっても重要な役割をしている、
カラーチャート手袋のことを知ってもらえるといいな、
なんて思いながら紹介しました。

