こんにちは。
NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)のマジカルカラーリスト、近藤智美です。

 

ここのところ、いろいろ思うことがあって、そうすると、起こることも偏ってきている感じがして。私がそういうときに立ち返るのは、アドラーだったりします。

 

先日、岸見一郎さんのインタビュー記事を読みました。

 

岸見一郎さんというのは、アドラー心理学の第一人者です。古賀史健氏との共著『嫌われる勇気』が大ベストセラーとなり、アルフレッド・アドラーの名を多くの人に紹介した方です。

 

『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)は、2016年5月の時点で、日本では135万部、韓国は115万部の売り上げなのだそうです。今の時代にあっている、アドラーが求められている、ということなのでしょうか。

 

そして、2016年4月には、その岸見先生の原点とも言うべき2冊の本、『生きる勇気とは何か』、『人生に悩んだらアドラーを読もう。』(幻冬舎)が 電子書籍として同時刊行されています。わかりやすい文章なので、読みやすいです。

 

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とはアドラーの言葉です。

 

対人関係かぁと思っていたとき、ふとよぎったのは「似合う色」と「人」との関係です。こういうのって、対人関係というのだろうか???

 

「似合う色」は、人の悩みに対して、どうかかわってくるのかな、と、素朴な疑問をもちました。

 

以下は、私の妄想からはじまった、超個人的な見解です。「嫌われる勇気」とまったく関係ないやん!!かもしれませんが・・・。私の言語化する力が及ばないのですが、思ってることを、できるかぎり言葉にしてみようと思います。

 

結論からいくと、「嫌われる勇気」と「似合う色を身につけること」には共通点があるなって思ったのです。共通点とは、「自分自身に対する許し」ではないかと。

 

色に対して、私たちは2つの関わり方(接し方かな)をします。それは「好きな色」と「似合う色」。人によって、この2つはイコールの人もいれば、イコールでない人もいます。

「好きな色」は心で決まるハッピーカラー。
「似合う色」は外見(その人のもつ肌・目・髪の色)で決まるオーラカラー。

 

「自分自身に対する許し」ができるようになると、人のことを許せるようになって、相手の立場にたって思いやれるようになります。

似合う色を身につけることが、自分という存在に対して、本来の美しさを表現することに対する許しが起きます。

 

「嫌われる勇気」は、「自分自身に対する許し」があると勇気がもてるように思います。

「自分らしい」ということが深まってくるところが共通していると思うのです。

お互いを尊重しあう、認め合う、ということ。

そうすると、対人関係の悩みってなくなりそうです。お互いが違っていて当たり前ですから、目の前の人がいてくれることがありがたいのです。自分のできないことをできる人がいる。自分と違う視点の人が目の前にいる、というありがたさです。可能性がひろがってくるのです。

 

岸見さんのインタビューのなかで飛び込んできた文章、「人は変われないのではない、変わりたくないのだ。」。

 

わたし、これ、すごーく自分に思いあたることがあるので、よくわかります。よく思いがちだけど、一番うまくいかなくて、一番成長しない考え方が「もっと○○だったら、○○できたのに。」というもの。

 

「やっていない」だけにもかかわらず、「できない」理由を先に出して正当化する。それ、すごーくやってました。今もあります。でも、少しずつ減ってきています。出来ようが出来なかろうが「やってみる」ことが増えてきました。

 

岸見さんは、インタビューのなかで、
「(今のこうした)時代の変わり目に生まれたおかげで自分は損をしている、本来の自分の力を発揮できずにいると思う人がいたとしたら、私は「自分を変える」ということについて考えてみることをお薦めしたいと思います。そのような時代にあっても、何ができるかを考えなければなりません。自分を時代の変化に合わせなさいと言っているわけではありません。時代の変化を言い訳にして、自分の力を発揮できないことを正当化してはいけないということです。」とおっしゃっています。

 

それは、アドラーが、「すべての人間は対等だ」と言っていることとつながっているように思います。

 

人と人が対等な関係において、自分が相手に貢献することのできる存在であることを知ることはとても重要なことで、それは自分への自信につながります。そんな自分を好きになることもできます。

 

「できない」と答える前に、「どうすればできるか?」「いつならできるのか?」を考えてみる自分でいることも、心がけるようになりました。

 

「こんな色は似合わない」というよりも、「私がもっている色素にあう色って、どんな色なのか」をみると、どれだけ色が自分のことを応援してくれているかがわかるようになってくるのです。

 

自分の人生は自分しだい。「いま、ここ」で「決まる」ことを一瞬一瞬思い知りながら生きていこう!

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え