こんにちは。

NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の

マジカルカラーリスト、近藤智美です。

 

今日は「十人十色」について。

 

周りを見渡すと、

自分ともちろん顔も違うし、

性格も違います。

 

自分にはできないことを簡単にやってのける人もいれば、

どうしてこんなこともできないのって

思わず言いそうになることも。

 

でも、

周りの人が全部違う「得意」があるから、

お互いに助け合えて、

守られて生活ができますよね。

 

なので、

「十人十色」って言葉は

「色」を使った四字熟語ですが、

とっても好きな言葉です。

 

自分に対しても自己受容できるし、

ひとに対しても他者受容できます。

 

関連した話で、

これは人から聞いたのですが、

こういう人でありたいよなと思った話があります。

 

ある人が引越しをしたとき、

引越し先の場所でずっと突っ立っていました。

なぜか?
荷物の到着を待つ間、なにも部屋には無いからです。

 

様々なものが運び込まれるなか、

引越し業者の「おもてなし」が感じられるものが、

早い段階で運びこまれました。

 

みなさんは、何だと思いますか?

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たったひとつの、椅子
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だったそうです。

 

そこには、

「ずっと突っ立ってて大変でしょう」という

気遣いがありそうです。

 

話をしてくださった方は引越しをしていて、

そこに、すごく感動したのだそうです。

 

人は、こういうサービスに感動を覚えるなぁと思いました。
そして、

そういう気遣いを読み取れる人が、

また違う誰かにそんな思いやりをつないでいけるものだろうなぁ。

 

だって、

わたしはこの話を聞いたからこそ、

サービスについてあらためて

自分を振り返るきっかけをいただいたわけです。

 

カラーのことはいっぱい伝えたいけれど、

その人が聞きたいと思っていることを察知するのって

「思いやり」だろうなって思うから。

 

意識は深いところでつながっている、

そんな話の具体例を聞いたような気持ちがしたのと、

自分もそういう気遣いができるように

なりたいなと思ったので、

その小さな感動をおすそわけ。

 

「十人十色」だということ、

みんながみんな

違う色めがねをもっているってことを知っていれば、

人のもつ素晴らしさを発見できます。

 

今日、あなたはどんなことを発見しましたか?