こんにちは。
NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の
マジカルカラーリスト、近藤智美です。
今日は「十人十色」について。
周りを見渡すと、
自分ともちろん顔も違うし、
性格も違います。
自分にはできないことを簡単にやってのける人もいれば、
どうしてこんなこともできないのって
思わず言いそうになることも。
でも、
周りの人が全部違う「得意」があるから、
お互いに助け合えて、
守られて生活ができますよね。
なので、
「十人十色」って言葉は
「色」を使った四字熟語ですが、
とっても好きな言葉です。
自分に対しても自己受容できるし、
ひとに対しても他者受容できます。
関連した話で、
これは人から聞いたのですが、
こういう人でありたいよなと思った話があります。
ある人が引越しをしたとき、
引越し先の場所でずっと突っ立っていました。
なぜか?
荷物の到着を待つ間、なにも部屋には無いからです。
様々なものが運び込まれるなか、
引越し業者の「おもてなし」が感じられるものが、
早い段階で運びこまれました。
みなさんは、何だと思いますか?
***********************
たったひとつの、椅子
***********************
だったそうです。
そこには、
「ずっと突っ立ってて大変でしょう」という
気遣いがありそうです。
話をしてくださった方は引越しをしていて、
そこに、すごく感動したのだそうです。
人は、こういうサービスに感動を覚えるなぁと思いました。
そして、
そういう気遣いを読み取れる人が、
また違う誰かにそんな思いやりをつないでいけるものだろうなぁ。
だって、
わたしはこの話を聞いたからこそ、
サービスについてあらためて
自分を振り返るきっかけをいただいたわけです。
カラーのことはいっぱい伝えたいけれど、
その人が聞きたいと思っていることを察知するのって
「思いやり」だろうなって思うから。
意識は深いところでつながっている、
そんな話の具体例を聞いたような気持ちがしたのと、
自分もそういう気遣いができるように
なりたいなと思ったので、
その小さな感動をおすそわけ。
「十人十色」だということ、
みんながみんな
違う色めがねをもっているってことを知っていれば、
人のもつ素晴らしさを発見できます。
今日、あなたはどんなことを発見しましたか?
