こんにちは。
NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)の
マジカルカラーリスト、近藤智美です。
今の季節は、新緑がまぶしくて、
公園や街路樹の、
とくに大きな木に目が向いて、
若葉から躍動感というか、
生命のエネルギーを感じます。
みなさんは、木はお好きでしょうか。
今日のブログでは、
木のもつエネルギーについて書きます。
そして、
葉のもつ「緑色」についても
クローズアップしてみました。
「木」の根本的なところから。
「木」は、要は「氣」なのです。
ということは、
エネルギーの表現体です。
神社には必ずといっていいほど、
大きな「木」があります。
それは、大きな「木」から降り注ぐ
「氣」のシャワーをじゅうぶんに浴びることによって、
身についていた穢れ(=氣枯れ)や
氣の滞りを洗い清める力があるのです。
神社に行くと、
神聖な気持ちになったり、
気持ちも穏やかになるのは、
「氣」のシャワーのおかげなのですね。
葉っぱが尖った針葉樹は、
縦に伸びる凛とした「氣」のエネルギー。
大きな葉っぱをもつ広葉樹は、
横に広がる、大らかでゆったりとした
「氣」のエネルギーを象徴します。
「木」のすごいところは、
なんといっても、
「そこ」に立ち続けていることだと思うのです。
動くことなく、
同じ場所で、
何十年、何百年と立ち続けています。
雨の日も、風の日も、暑い夏の朝も、
凍えるような真冬の夜でも、
文句を言うこともなく(!?)、
ただ静かにそこに立ち続けているのです。
ですから、
「木」の「氣」エネルギーは、
自然にニュートラルな状態に保たれます。
どんなに外側の環境が変化しても、
「木」はその場所を動くことができないから、
ニュートラルにならざるを得ないのです。
寛大というのか、器が大きいというのか・・・
言葉にすることが難しく、
ただただ感じることが大切です。
近くの公園や神社に行って、
大きな「木」に触れてみることで、
「木」のもつエネルギーを感じることができます。
さらに、
大きな「木」を両手で抱えて、
深呼吸してみることをおススメします。
からだのなかで、
「呼吸」だけが
自分で変えられる、コントロールできるものなんですよ。
心臓を自由に動かすとかって
自分のやりたいようにはできないですよね。
呼吸がかわると、からだは変わるのです。
「木」の鼓動を感じながら、
「木」の呼吸と同調してみるのです。
そうやって大きな「木」に触れていると、
自分の「氣」の状態が、
自然にニュートラルに戻っていくのがわかるハズです。
静かな、気持ちのいい時間です。
「木」はいつでも、「ただ、いま、ここ」で生きています。
あなたが自分を見失ってしまったとき、
迷ったり、悩んだり、混乱したり、
動揺したりしているなと感じたとき、
そんな時にこそ、
大きな「木」に両手で触れてみることです。
「ただ、いま」といって、
「木」に抱きついて深呼吸をくり返せば、
すぐに「いま、ここ」に戻って来ることができるでしょう。
なので、
「木」の幹であり枝の「茶色」のもつメッセージは
「信頼」「安心感」「どっしりとした」だったりします。
そして、
葉の「緑」は
「平和」「協調」「調和」「穏やか」「安定」
「安心」「リラックス」「ハーモニー」「バランス」
「マイペース」のメッセージがあるのです。
そして、
常にそこにいる木は、
形を変え続け、成長し続けています。
「成長」「向上心」をもつ頑張り屋さんなのです。
木とともにいるとリラックスできます。
それは、呼吸が穏やかになるから。
緑はハートのチャクラの色です。
無条件的な愛、情、容認力という事に関連しています。
深呼吸することで、
より呼吸がラクになり、
よりあなたらしくなります。
バランスがとれなくなってくると、
情緒不安や不信感に悩まされ、
愛情を押さえてしまったり、
心臓疾患、循環器系の問題が出てきます。
バランスが取られている状態というのは、
自分が万物に愛を与える事によって得られます。
自分のパートナーに対する愛だけではなく
この世に存在するすべてのものに対する
絶対的な愛をコントロールする色なのです。
最後に、森林浴による効果もお伝えしておきますね。
・自律神経のバランスを整えてくれる
・『ストレスホルモン』の濃度が下がる
・脳をリラックスさせてくれる
・免疫効果が高まり効果が1ヶ月以上持続
・ガン細胞を防ぐNK(ナチュラルキラー)細胞が増える
私らしく、がキーワードかな。
