2015年は国際光(ひかり)年です。
(International Year of Light and Light-based Technologies, IYL2015)

もう半分過ぎていて,今頃言うのは・・・なのですが,
ちょっと意識づけのためにも。

この国際光年というのは・・・
国際連合総会第68会期(2013年12月20日)において,
2015年を光と光技術の国際年(IYL2015)とすることが
宣言されたことによるものです。

「国際年」とは
国際連合総会において採択・決議されるもので,
特定の事項に対して特に重点的問題解決を,
国連をはじめ
全世界の団体・個人に呼びかけるための期間のことです。

ここ最近の例で言うと,
2013年は「国際水協力年」「国際キネア年」,
2014年は「世界結晶年」「国際家族農業年」が
決議されています。

私は,派遣勤務している先で,
光エレクトロニクスと画像工学の専門月刊誌を
編集しています。

その関係で,「国際光年」のことを知りました。

国際光年のロゴはこんな形です。

先日,会社でいただいたクリアファイルには,
光学の歴史を作った人たちの功績が紹介されています。

ファイルの表面はこんな感じ↓

ファイルの裏面はこんな感じ↓

ファイルに紹介されていてわかるのですが,

2015年という年は,
イブン・アル・ハイサムの光学研究から1000年,
アインシュタインの一般相対性理論から100年,
カオの光ファイバーの提唱から50年,など,
光にとって節目となる重要な年でもあるのです。

私はどうしても「色」という観点に片寄りがちですが,
「色」は光があるからこそ見えるものです。

「光」や「色」は先人たちの研究があって
今があるので,
その恩恵を受けている私たちは,
こういうときに感謝の意もこめて,
歴史を振り返りたいと思います。

色でいうと,
やっぱり偉大なのは,
ニュートンでしょうか。

今度、ニュートンのことも紹介しますね。