6月13日(土)に,渋谷シアターコクーンにて
開演中のABKAIに行ってまいりました。


今年で3年目になりますが,
毎回楽しませてくれます。

ABKAIを少し紹介すると・・・。

日本の昔話や神話を見直し,
わかりやすく伝えていきたいという
海老蔵さんの思いから,彼が自ら企画し,
2013年についに実現した自主公演。

演出は宮本亜門,脚本に宮沢章夫により,
空前絶後の新作歌舞伎が実現。

代々日本人が受け継いできた
日本の風景や四季などを大切に思う心を
若い世代に伝えるべく,
“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”の
両方が存在しているのです。


今回の演目は,
「竜宮物語」と「桃太郎鬼ヶ島外伝」。

昔からよく知っている
「浦島太郎」と「桃太郎」のお話。

乙姫さまからみた「浦島太郎」
鬼ヶ島の鬼たちからみた「桃太郎」
でした。

舞台やドラマでもそうですが,
同じように時間が流れているなかで,
このとき,この人は何をしていたんだろう
というのを敢えて見せてくれていました。

見る角度を変える,と,
とても興味深くなります。

こーんなこと思っていたんだ!とか・・・。


ABKAIの観劇には,海老蔵さんのことが好きな人を
名古屋から呼んじゃいました。

関村敦子さん(写真中央)
後藤珠水さん(写真左)
です。

ABKAIをいっしょに楽しみたい人たちです。

毎年1回ずつ,
今年で第3回となりました。

海老蔵さんが最後に
「第4回もよろしくね」と言っていました。
来年もありますね

彼女たちとは近況報告を
お互いするとともに、
お食事も盛り上がりました。

またどんなのができるのか
とても楽しみです。
















鬼ならやっぱり「赤鬼」!これも色マジック!

赤鬼に扮していた海老蔵さん。

鬼のなかでも,
赤鬼,青鬼,黄鬼,緑鬼,黒鬼
がいました。

いやー,青鬼のほうがいいんじゃない???

いえいえ違います。

この色の中だったら,
断然,赤でしょう!

戦隊もののようですが,
昔から,というか,
初代赤レンジャーから
「赤」は,リーダーの色でした。

赤は血の色でもあり,
エネルギーの色です。

躍動感あふれる命そのものをあらわす色。

これまでとの大きな違いとしては,
正統派といいますか,
もともとある歌舞伎を観たいなぁと
心から思ったことです。

むずかしいから
こんなふうに
わかりやすいものだといいなと
思っていた私がそんなことを思うなんて,
大きな変化です。