海賊版に対するアップデート! | 全部が素材!

全部が素材!

プラモデルなどの製作品を紹介するブログです。

 結局悩んで末にバスターは中古でひとつ購入いたしまして、昨夜届きましたのでこれから頬パーツの複製に入りたいと思っています。

 

 頭部のボールジェイント受けは、何とかバラして接着してみたら思った以上に強度が出たので、そのまま組み立てちゃいました。(力が加わる部分なので、このパーツも複製が必要かと思っていたのですが・・・)

 

 

 

 ジョイントボールも届きまして、ランチャー関係は無事に修復できました!

 可動も問題なしです。(^-^)

 

 

 

 で、この間あまり作業を進められなかったので、止まっていたフィギュアの塗装を再開しまして、少し増やすことができました。

 制服版のムウやラクス、ミーアなどです。パイロットスーツ(立)のムウは制服版を改造して作ってみましたが、座りタイプの頭部を移植したら立ポーズのキラより大分デカくてバランスが・・・(^_^;)

 

 まあ、所詮はオマケみたいなものですから大きさにバラツキがあるのは昔からですが・・・

 

 

 でも最近少しだけ極細筆の使い方が上手くなってきた気が・・・

 そういえば今回からコレを使い始めました。

 

 

 

 

 GSIクレオスの「Mr.リターダーマイルド」です。

 だいぶ以前に買って置いてのですが、買った事自体忘れてまして、最近になって思い出しました。(^_^;)

 

 乾きが少し遅くなるのでラッカー系での細かい筆塗りには便利です。

 

 

 

 

 

 

 

ーここからが本題ー

 

 さて、ここからは今日のタイトルでもある海賊版に対するアップデートについて記したいと思います。

 これは、以前にもチラッと書きましたが、私の大きな失敗談が元になっていますので、ある意味注意喚起と思ってください。

 

 少し長い話になりますが、興味のある方はお付き合いいただければと思います。

 

 

 数日前に海賊版のガンプラを売っていた業者が捕まったというニュースがありました。

 そこには、ストライクフリーダムの他シナンジュなんかの写真もありました。

 

 

 実はこのストライクフリーダム、私3つも持っております。(^_^;)

 

 遡ること5年以上前になりますが、私はMGストライクフリーダムの改造例をネットで検索していました。

 

 すると、なかなかにアレンジされた作品があったのでそのサイトを開くと、海外正規品と書かれてキットが販売されていました。ただしこのサイトでは売り切れでした。(このサイトは既になくなっていました)

 

 

 ガンダムSEEDは海外(特にC国)で人気があることは知っていましたので、海外でこんな商品が売られているんだと簡単に信じてしまった私は、ならばと大手通販サイトAで商品を探してみると・・・ありました!

 

 大手通販サイトAで売っているなら大丈夫と思いこみ、作成用、インフィニットジャスティス改造用、予備の3つを早々に注文してしまいました。。

 

 ほどなくして商品が届きまして、最初に違和感を感じたのはメーカーのロゴでした。

 あれ、ガンダムを扱う大手模型メーカーのロゴに似ている・・・

 

 さらに箱をよく見ると・・・STRIKE FREEDOM FIGHTER・・・?

 ファイター?

 頭にはZGMF-X20Aって書いてあるのに、STRIKE FREEDOM FIGHTER?

 

 ようやくこの段階で変なモノを買ってしまったのではと気が付きました。

 

 コイツです。(組み立て説明書)

 大ぴらに見せるものでもないのでボカシを入れてありますが、いわゆるメタルビルド版のストライクフリーダムです。

 

 

 

 さて、問題はモデラー歴40年なんて言っていた私が、なぜこんなバッタものに引っかかったのかということですが、一番の大きなポイントは海賊版に対するアップデートができていなかったことです。

 

 私の知っているプラモの海賊版っていうのは、ランナーごと無理やり型を取ったようなモールド甘々のチャチなものというイメージしかなく、今回のようにデザインこそパクっていますが、パーツ設計等含めイチから起こしたのであろうモノを作るなんてことを想像もしていませんでした。

 

 よく考えればガンダムの版権が簡単に取れるはずもないので、海外正規品なんてこと自体も疑わしかったのですが、まさか大手通販サイトで堂々と売られていると思わなかったという点もあります。(もう売られていませんが)

 

 

 さらにいけなかったのは、私がガンダムに関してはプラモデル以外にあまり興味がなかったということです。

 

 知っている人が見れば、すぐにメタルビルドのデザインだと分かったと思いますが、私はシリーズやスケールを統一して収集するため、ガンダムに関しては1/100スケールの「プラモデル」以外に興味が無かったということがあり、当時メタルビルドをよく知らなかったということもあります。

 

 妙な罪悪感にさいなまれた私は、この後本物の「METAL BUILD ストライクフリーダムガンダム SOUL BLUE Ver.」を買うことになります。
 ついでに「METAL BUILD デスティニーガンダム SOUL RED Ver.」も購入いたしました。(プレバン会員だったので・・・)
 
 しばらくガラスケースで飾っていましたが、やっぱりちょっと違うと思い、現在は箱にしまって保管しています。(^_^;)
 
 あっ、ちなみに頑張ってMGEXもちゃんと?3つ購入しました。(そのまま用、インジャ改造用、予備です)

 なんか、毒を水で薄めているみたいですが・・・

 

 

 

 ということでまとめですが、こうした失敗の原因は、

  ①海賊版がいつまでもコピー品のチャチなモノしかないと思っていた。

  ②大手通販サイトで海賊版が売られているワケがないと思っていた。

  ③自分の興味のあるジャンル以外の情報に対するアンテナが低かった。

 といった事があるかと思います。

 

 1体は仮組してみましたが、正直思った以上の出来で驚きました。もちろん本家バンダイさんのように組みやすく精度の高いキットとはまだまだ開きはありますが、最近国内でも増えてきている新進の模型メーカーとなら遜色ないかもしれません。

 

 それだけ日本の技術が海外に流れているということですから、今後を考えるとちょっと怖い気がします。

 

 近年ガンプラの流通が少なくなって、バンダイさんに対する不満の声をネットで見かけますが、バンダイは国内工場のみで生産していることで海外への技術流出を防いでくれているのかもしれませんね。

 

 

 

 買ってしまったものは仕方ないので作りますが(売ることもできませんし)、ガンバって作ってもブログにも上げられませんから、皆さんはこのような事のないよう十分お気をつけください。

 

 長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _ )m