空冷スポーツスターのエンジンオーバーホールです | フクザワオート(HD-飯田)のバス停前日記

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随分ご無沙汰になってしまいました。

また今日から心機一転、ハーレーダビッドソンのメンテナンス、カスタム情報をアップデートしていきます。

お付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

 

さあ、本日の作業は空冷スポーツスターの腰上エンジンオーバーホール。

 

 
エンジンで腰上とはまあこんなに感じでシリンダーより上部だけの分解整備作業ということになりますね。
 
モデル:XL883L(883スーパーロー) 
モデルイヤー:2012モデル
走行距離:31,100km
 
 
 
 
 
年式、走行距離からするとどこかが決定的に摩耗劣化している…というところまでいってしまってる訳ではないんですが、シリンダーベースから弱冠のオイルにじみが見受けられてのでこのタイミングで思いきっての作業。
 
シリンダー本体の合わせ面を砥石で磨いて古いガスケットの残りカスを完全に除去しておきます。
これををやらないと折角新しいガスケットにしたにも関わらず微妙な隙間が生じて、そこからオイル、圧縮漏れがまた発生してしまうかも知れません。
この辺は手間暇かけて丁寧に。
 
この作業に伴う費用は…
部品代、油脂代で約80,000
作業工賃 50,000~60,000
※今回の作業は主にガスケットの交換。
ここでピストンリングも交換となりますとリング部品で+11,000ほど。
 
これはスポーツスターオーナーさんに言うまでもないことですが、空冷スポスタは2022年をもって完全に生産終了。
要するに手に入らない一台。(中古車はありますけど…)
 
これからも空冷スポーツスター!という方、この辺のメンテナンスもどこか頭の片隅に入れといて下さい。
 
シーズンオフの乗らないタイミングに愛馬スポスタも労ってやって下さい。