松茸の愉楽。 | 陽気なインチョの日常と回診

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ふくやまです。 タコとタイと子午線のまち・明石(兵庫県)の小さな病院の院長です。消化器外科医で緩和ケアをやっています。マジメ2割+小ボケ8割のブログですがよろしくお願いいたします。

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石を投げられる覚悟で書きますが、

松茸が今年は豊作で安い!
 とのことで、

いつものグルメ研究会(明石青年会議所の中の非合法コミュニティ)メンバーで、

人丸花壇に集合。


うまかったっす。

焼き、土瓶蒸し・・の定番の後に、

すき焼き揺れるハート


・・・人丸花壇若旦那自ら調理(といっても、焦げ付かないように順序良く入れるだけ)の

すき焼き。

とてもうまかったっす。

その後はこれまた定番の松茸ごはんハート達(複数ハート)


日本酒もすすむ。

ビールもすすむ。


・・・やばい。

1ヵ月後はフルマラソンじゃねえかあせあせ


しじみ汁食っとくかな。




しじみの身は食べる?食べない?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1395134&media_id=116


これから年末にかけて、飲み会が続く方も多いでしょう。周りでは少しでも肝臓を労ろうとウコン飲料を飲む人が多いのですが、この間話題になったのが「シジミ」。これも肝臓にいいといわれ、さまざまな商品が出ています。

幼い頃からシジミ汁が食卓に出ると、「シジミは身体にいい!身もちゃんと食べるように!」と母に叩き込まれてきた私ですが、お箸で小さなシジミをチマチマほじるのは面倒でもあります。エキスは出ているし、そこまでしなくてもと思ったり…。そこで今回はシジミの身をみなさんは食べているのか?教えて!gooで調べてみました。

「しじみ汁のしじみの身は食べるんでしたっけ?」

質問者さんは、シジミは“だし”をとるためのもので、身は“でがらし”と思っていて、その身を食べるのかどうか、みんなの意見を知りたいご様子。

太宰治の小説には
「シジミの身を食べるのは貧しさのあらわれ」
というような記述があり、そこも気になるようです。

■食べる派が大多数

   「食べます。ばあちゃんから『体にいいから食べな』っていわれてきました」(rocknroseさん)

   「まず最初に、全部のシジミの身を外してしまって、シジミの貝殻を外に一旦出してしまってから食べます」(sumiwakaさん)

などなど、ほとんどの人が食べると回答。私同様チマチマがんばって食べている人が多いようで安心しました。食べる派の主な理由は、『もったいない』『身もおいしい』でした。また、それとは違う視点で食べるという方も。

   「身を食べないなら汁だけよそえばいいわけで、器によそわれている以上、それは美味しくいただいてよろしいものと私は解釈します」(tarsan0013さん)

そういえば、煮干しもかつおぶしも出汁をとったら、取り出してしまいます。そういう意味で、シジミの身は具だととらえて食べるというのには納得できます。

■食べない派の言い分

では、食べない派の理由は何なんでしょうか。少し気になりますので紹介しておきます。

   「アサリ汁の身は食べますが、シジミ汁の身は食べません。子供時代は、アサリ汁の身も食べると卑しいまねをするなと父親に叱られました」(tpg0さん)

やはり、食事に関する癖や習慣は、幼い頃のしつけが大きく影響するようです。が、シジミに関しては、太宰の小説にあった記述を気にする人も…。

   「太宰と同郷出身の父に一度尋ねた事がありました。
   父いわく『太宰のような事をしていたら生家に迷惑がかかる。太宰のまねはするな』
   でした」(sumiwakaさん)

ということで、「食べている」と回答。やはり、文豪より親の言葉が勝るということでしょうか。そろそろ肝臓に負担がかかる季節、みなさんもそんなことを考えながら、シジミ汁を飲んでみてはいかがでしょう。美味しい上に、ひたすら身をほじれば、無我の境地に達することができるでしょう。たぶん。

Photo by taishi

花守深雪



ちなみに、フクボンはしじみの身も食べられるところまではたべる派。