昨日はとくみや君とスカイマークスタジアムに、
阪神中日戦を観に行っておりました。
お子さん連れ、6時開始、名谷(神戸のちょい行ったところ)という
条件をクリアしてくれるツレというのはありがたし。
(注1)
とくみや君は小学校2年生の男の子とご一緒。
こちらは小学校4年生の男子+小学校2年生の女子
+フクボン(40歳、男子というよりオッサン)。
彼の連れ(というかご長男)の表情がちょい冴えん。
「どうしたの?
すでに疲れてる?」
「いやね、こいつ野球好きとちゃうんですわ」
がーん・・・
そりゃ、冴えんよね。
「僕がね、いつも野球中継見てるんが気に入らんらしくて・・」
・・・お声がけしてよかったのかしらん?
一抹の不安を抱えながら、球場入り。
お約束通り、ビールとおべんとで観戦する。
チェン投手とスタンリッジ投手の投げ合いで、
どちらかというと淡々とゲームが進む。
小学生にはつらい展開かも・・・
と危惧していたが、うちん子は楽しんでる。
がんがんメガホン叩いている。
こいつら、楽しそうだな。
その楽しさは伝染したらしく、とくみや君ジュニアが、
「メガホン買って」
と言う。
ひとまずどんなもんかうちのん借りてね、叩いてみたら?
とご提案する。
メガホン、気にいったらしい。
中日の攻撃の間に、メガホン買いに行ってたとくみや父子。
「これで、明日から野球中継一緒に見てくれますわ」
よかったね。
途中、雨が降ったり、
ノーアウト満塁なのに、1点も入らなかったり色々あったけど、
5回(だったっけ?)裏には花火が上がる。
ビールから紙パック日本酒(初体験だ。ありがとうとくみや君)に
飲み物は代わったが、楽しく酩酊、じゃなかった観戦してきました。
注1 有り難い=原語通り、「あることがむずかしい」
球児、2回無失点!8日にも優勝M
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1334966&media_id=30
「阪神1‐0中日」(7日、スカイ)
これぞ究極の必勝リレーだ!阪神は1点リードの八回、守護神・藤川球児投手(30)を投入。2イニングとも走者こそ出したが得点は許さず、今季初めての1‐0のスコアで、2位・中日を下した。猛打爆発だけが、阪神の勝ち方じゃない。いよいよ、8日にも優勝マジックを点灯させる。
似ている‐。
生暖かい風にほおをたたかれながら、球児は感じていた。土の色が違う。構えられたミットの色も違う。しかしそれは確かに、あの日と同じ景色だった。
1点リードの最終回、2死一、二塁。一打同点のピンチ。こん身の速球をたたいた荒木の打球が、中堅浅井のグラブに収まった。試合終了。躍り上がるようなド派手なガッツポーズが、この一戦に賭(か)けた守護神の気持ちの大きさを物語る。
この試合はペナントの大きな分岐点になる。このピンチを乗り切れば、優勝できる‐。
球児は、そう感じていた。
7回無失点のスタンリッジに代えて、八回から守護神・球児を投入。究極の必勝リレーにスタンドは大きくどよめき、そして沸いた。
「初球を投げて『あれ?』って思った」
いつもの姿とは程遠い。荒れる球筋に手を焼きながら安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負うと、森野の打球は中堅後方への大飛球。これは逆風に助けられて九死に一生を得たが、続く和田にも四球を与え、2死満塁で5番・ブランコを迎えた。しかし、全球直球の真っ向勝負で重圧を振り払うと、最後はこん身の外角146キロで見逃し三振。ここしかない‐。変調の中で投じた、魂の1球だった。
07年9月14日。優勝争いのまっただ中で迎えた中日戦で、球児は主砲・ウッズに痛恨の決勝打を浴びた。「ここを抑えれば優勝できる」という直感を頼りに挑んだ炎の直球11連発。「今でも夢に見ることがある。あそこでウッズを抑えてたら優勝できた。今でも思ってる」。幾多の修羅場をくぐっても消えることのない、守護神の悪夢だ。
「きょうは始まる前から予感があったんでね。ここの試合、こういう試合を(勝てば)という…」
試合前から「きょうは3イニングぐらい行きます」と首脳陣に伝えていた。あの日とまったく同じ景色の中での熱投。3年前から進化を遂げた守護神が、その結末を真逆の色に変えた。
「(中継ぎ陣の)プライドもあるしね。競っても大丈夫というのを見せられたら、負ける要素もなくなってくる」
一戦必勝の構えで臨んだ首位攻防3連戦の第1ラウンド。息詰まる攻防を制し、追いすがる竜との差は1・5ゲームに広がった。残り24戦。胸突き八丁の攻防はまだ続く。しかしこの1勝は大きい。あの日の悪夢を振り払った1勝だからこそ大きい。守護神の躍動がもたらした1勝だからこそ、大きいのだ。
今回、藤川球児投手の投入は早すぎたかな?と思ったよ、正直。
「真弓監督、数かぞえ間違えじゃね?」とか
酔っ払いのオッサン二人でけらけら笑ってたんですが、
まことにもって失礼いたしました。
藤川球児投手、そんな覚悟で臨んでおられたとは。
スカイマークスタジアム。
ブルペンが観客席から丸見えという素晴らしいロケーションで、
たっぷり投球練習も見せていただきました。
実際、バッター役を右打席、左打席にも立たせて投球練習している様子や、
段々肩を作っていく様子もつぶさに見え、
大変よろしかった席でした。
フクボン、3年前のあの時も甲子園にいました。
(注2)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=562948762&owner_id=8866632&org_id=560899712
「今でも夢に見ることがある」という直球11連発。
試合に負けたし、優勝を逃した1戦かもしれないけど、
フクボンにとっては男同士の勝負をライブで見れた感動は大きかった。
逃げないことの大事さを教わったから。
昨日の試合もよかったよ。
ここまで来たら、
阪神にリーグ優勝させてあげてください。
野球の神様。
クライマックスシリーズはまた、別でいいから。
がんばると思うから。
注2 毎回毎回阪神戦に行ってるわけじゃない。
年に数回。
ほんとだってば)
阪神中日戦を観に行っておりました。
お子さん連れ、6時開始、名谷(神戸のちょい行ったところ)という
条件をクリアしてくれるツレというのはありがたし。
(注1)
とくみや君は小学校2年生の男の子とご一緒。
こちらは小学校4年生の男子+小学校2年生の女子
+フクボン(40歳、男子というよりオッサン)。
彼の連れ(というかご長男)の表情がちょい冴えん。
「どうしたの?
すでに疲れてる?」
「いやね、こいつ野球好きとちゃうんですわ」
がーん・・・
そりゃ、冴えんよね。
「僕がね、いつも野球中継見てるんが気に入らんらしくて・・」
・・・お声がけしてよかったのかしらん?
一抹の不安を抱えながら、球場入り。
お約束通り、ビールとおべんとで観戦する。
チェン投手とスタンリッジ投手の投げ合いで、
どちらかというと淡々とゲームが進む。
小学生にはつらい展開かも・・・
と危惧していたが、うちん子は楽しんでる。
がんがんメガホン叩いている。
こいつら、楽しそうだな。
その楽しさは伝染したらしく、とくみや君ジュニアが、
「メガホン買って」
と言う。
ひとまずどんなもんかうちのん借りてね、叩いてみたら?
とご提案する。
メガホン、気にいったらしい。
中日の攻撃の間に、メガホン買いに行ってたとくみや父子。
「これで、明日から野球中継一緒に見てくれますわ」
よかったね。
途中、雨が降ったり、
ノーアウト満塁なのに、1点も入らなかったり色々あったけど、
5回(だったっけ?)裏には花火が上がる。
ビールから紙パック日本酒(初体験だ。ありがとうとくみや君)に
飲み物は代わったが、楽しく酩酊、じゃなかった観戦してきました。
注1 有り難い=原語通り、「あることがむずかしい」
球児、2回無失点!8日にも優勝M
http://
「阪神1‐0中日」(7日、スカイ)
これぞ究極の必勝リレーだ!阪神は1点リードの八回、守護神・藤川球児投手(30)を投入。2イニングとも走者こそ出したが得点は許さず、今季初めての1‐0のスコアで、2位・中日を下した。猛打爆発だけが、阪神の勝ち方じゃない。いよいよ、8日にも優勝マジックを点灯させる。
似ている‐。
生暖かい風にほおをたたかれながら、球児は感じていた。土の色が違う。構えられたミットの色も違う。しかしそれは確かに、あの日と同じ景色だった。
1点リードの最終回、2死一、二塁。一打同点のピンチ。こん身の速球をたたいた荒木の打球が、中堅浅井のグラブに収まった。試合終了。躍り上がるようなド派手なガッツポーズが、この一戦に賭(か)けた守護神の気持ちの大きさを物語る。
この試合はペナントの大きな分岐点になる。このピンチを乗り切れば、優勝できる‐。
球児は、そう感じていた。
7回無失点のスタンリッジに代えて、八回から守護神・球児を投入。究極の必勝リレーにスタンドは大きくどよめき、そして沸いた。
「初球を投げて『あれ?』って思った」
いつもの姿とは程遠い。荒れる球筋に手を焼きながら安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負うと、森野の打球は中堅後方への大飛球。これは逆風に助けられて九死に一生を得たが、続く和田にも四球を与え、2死満塁で5番・ブランコを迎えた。しかし、全球直球の真っ向勝負で重圧を振り払うと、最後はこん身の外角146キロで見逃し三振。ここしかない‐。変調の中で投じた、魂の1球だった。
07年9月14日。優勝争いのまっただ中で迎えた中日戦で、球児は主砲・ウッズに痛恨の決勝打を浴びた。「ここを抑えれば優勝できる」という直感を頼りに挑んだ炎の直球11連発。「今でも夢に見ることがある。あそこでウッズを抑えてたら優勝できた。今でも思ってる」。幾多の修羅場をくぐっても消えることのない、守護神の悪夢だ。
「きょうは始まる前から予感があったんでね。ここの試合、こういう試合を(勝てば)という…」
試合前から「きょうは3イニングぐらい行きます」と首脳陣に伝えていた。あの日とまったく同じ景色の中での熱投。3年前から進化を遂げた守護神が、その結末を真逆の色に変えた。
「(中継ぎ陣の)プライドもあるしね。競っても大丈夫というのを見せられたら、負ける要素もなくなってくる」
一戦必勝の構えで臨んだ首位攻防3連戦の第1ラウンド。息詰まる攻防を制し、追いすがる竜との差は1・5ゲームに広がった。残り24戦。胸突き八丁の攻防はまだ続く。しかしこの1勝は大きい。あの日の悪夢を振り払った1勝だからこそ大きい。守護神の躍動がもたらした1勝だからこそ、大きいのだ。
今回、藤川球児投手の投入は早すぎたかな?と思ったよ、正直。
「真弓監督、数かぞえ間違えじゃね?」とか
酔っ払いのオッサン二人でけらけら笑ってたんですが、
まことにもって失礼いたしました。
藤川球児投手、そんな覚悟で臨んでおられたとは。
スカイマークスタジアム。
ブルペンが観客席から丸見えという素晴らしいロケーションで、
たっぷり投球練習も見せていただきました。
実際、バッター役を右打席、左打席にも立たせて投球練習している様子や、
段々肩を作っていく様子もつぶさに見え、
大変よろしかった席でした。
フクボン、3年前のあの時も甲子園にいました。
(注2)
http://
「今でも夢に見ることがある」という直球11連発。
試合に負けたし、優勝を逃した1戦かもしれないけど、
フクボンにとっては男同士の勝負をライブで見れた感動は大きかった。
逃げないことの大事さを教わったから。
昨日の試合もよかったよ。
ここまで来たら、
阪神にリーグ優勝させてあげてください。
野球の神様。
クライマックスシリーズはまた、別でいいから。
がんばると思うから。
注2 毎回毎回阪神戦に行ってるわけじゃない。
年に数回。
ほんとだってば)