服装 (ルールとマナーということ) | 陽気なインチョの日常と回診

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ふくやまです。 タコとタイと子午線のまち・明石(兵庫県)の小さな病院の院長です。消化器外科医で緩和ケアをやっています。マジメ2割+小ボケ8割のブログですがよろしくお願いいたします。

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「8月21日陵医会に来てね」 

キャンペーン中なので、
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1763385
 
中学・高校時代、

「どんなセンセにフクボンは教わったか」というお話をしようと思う。


今日もどーでもいいお話です。

いつもそうかもしれないけど、

いつもよりさらに、どーでもいいお話です。

しかも、長い。


週末なんでお暇な方はどうぞどうぞ。

お急ぎの方は飛ばして行ってください。


フクボンは兵庫県高砂市(姫路の少し東)にある白陵というがっこで

中高一貫の涙の6年コースを過ごした。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=57193


フクボンのがっこは厳しかった。

どれぐらい厳しいかと言うと・・・


今回は長いよ。



「白陵って厳しいらしいけど、大丈夫?」

確かに、中学校お受験の前に、

マイマザーはフクボンに訊いた。

・・・と思う。


「ええ? 厳しいっていってもそんな大したことないんちゃう?

 大丈夫大丈夫」


小学生だったフクボン、即答した。

・・・と思う。


「へえ。 じゃあいいか。

 でも、本当に厳しいらしいよ」



「大丈夫大丈夫」



嗚呼。

無知ほど強いものはない。


受験があり、

合格発表があり、

はじめて、制服を着て学校に行く。

その日は身体測定があった。


制服を脱ぎ、身長・体重を計り、

他にも(多分)いろいろとして、

制服を着た。


その後、一人のいかつい男がくりくり坊主の新入生たちの前に現れた。


「今から名前を呼び上げるものは、

 体育館に残って、正座!」


と、数十名のくりくり坊主の名前が呼ばれ、

板張りの床に正座させられた。


フクボンのくりくり頭もその中にあった。


「貴様ら、ベルトは黒の革、穴は1列の5つ。
(注1)

 なんだ、このベルトは!

 あと、下着のシャツは白!

 なんだ、色のついたTシャツなんぞ着てきて!!」



フクボンのベルトは黒の革ベルト、穴は2列、たくさん。


・・・確かに、条件を満たしてはいない。


他に、色のついたTシャツを着てた者、多数。

・・・確かに、これも条件を満たしてはいない。




しかし。

身体測定のある登校初日に、

ベルトに求められる条件や下着に求められる条件なんて、

聞いてへん。

初日だし。

なので。

・・・んなこと言われても。

と反駁したのですが。


「学校の決まりに文句を言うな!」

と言われておしまい。


おいおい


1時間ぐらい、板張りの床で正座した後で、

「今後、ちゃんとしたベルト、シャツをしてくるように」

と解放された。


「理不尽」という言葉の真の意味を学んだ最初の機会だったと思う。


いや、だから、そのベルトとシャツの条件を学校に来る前に言っとけよ。


くりくり坊主たちの頭ん中に小さな殺意が点火しても、

それを責める気にはならない。


でしょ?


しかし。

くりくり坊主たちはすぐに己の無力を知る。


その理不尽を言い渡した当の相手こそ、

「ヤジ」と呼ばれる生活指導部長であり、
(注2)

彼と争うのは、北海道原産のヒグマ君と素手でガチンコ対決をするようなもの。


勝ち目ないやん。


若かりしころは天理大学で柔道を極め、

オリンピック強化選手に選ばれるも、

酒に酔って警官を投げ飛ばして、強化選手剥奪。

とかね。

柔道五段ぐらいじゃね?

とかね。

白陵はいちお、進学校だが、

柔道だけは珍しく大会とかを開いてた(そうなんだ)。

他学を含めたガタイのよろしい柔道関係者がヤジを囲んで、

肩で風を切りながら、学内の道路を歩む様は、

ほとんどそのスジの方々・・・

とかね。


戦うには飛び道具じゃないとダメだな。


今回の陵医会は「折角、母校で開催するんだから」ということで、

OBの先生方もお招きすることにした。


世話人会の席上。

お招きする先生のお名前を名簿上でチェックし、ほぼ終わったとき、

フクボン気づいてしまった。

だれも「ヤジ呼ぼう」って言わないじゃん。


確かに。

わざわざ、ヤジ呼ぶ?

というのも分かるけど。


これだけ、思い出に残る方をお呼びしないのもいかがなものか。


「ヤジだめですか?」

世話人の先生方も微妙な表情をしていらっしゃる。


「まあ・・・いいけど」


強固な反対意見もなく、招聘のリスト入り。


何で自分でも言い出したか、よく分かんないが。

「見てみたいな」と思ったことは確か。

不躾だけど。

怖いもの見たさかな。


まだ、素手では戦えないと思います。


それから。

フクボン、生卵もパイも持っていかないけどね。

飛び道具もあっかんべー


当日。

たくさんの恩師にお会いできるの、楽しみです。











注1 ヤジの生徒への呼称は「きさま」でした。

漢字にすると丁寧に呼んでいるようにみえるのが、素敵。

下校時とかに「きさま」とか呼ばれると、

背筋が冷たくなります。

ちなみに。

名前を直接呼んでいただけるときもあるのですが、

フクボンのことを6年間、

「ふくま」と呼んでいました。

せんせ。 「や」が抜けています。


注2 「ヤジ」は「おやじ」から「お」を抜いたもの、だったそうです。

オヤジのように慕われていた・・・からでは勿論、なく、

「地震・雷・火事・オヤジ」のように怖かったから、と伝えられています。

そこから派生して、

「ヤジスカ=ヤジの乗っている日産スカイライン」などの用語があります。





妹の卒業式に出席したレディー・ガガ、
場違いな服装にキレられる!

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1239042&media_id=61


独特の世界観を持つパフォーマーとして、世界中から注目されている歌手のレディー・ガガ。修道女姿で歌う「Alejandro」のPVが解禁され話題になったばかりだが、今度は葬式に参列するようなファッションで妹の卒業式に出席し、「さすがにひどい」という声が上がっている。

(画像はこちら)

 英「Daily Mail」によると、現地時間8日に開催された名門カトリック女子セイクレッド・ハート高校の卒業式に、レディー・ガガが出席。6歳年下の妹ナタリーの晴れ舞台とあり、ガガは張り切ったものと見られるが、目を見張るような場違いファッションに会場は騒然となった。

 ガガは、透き通る素材であるヌードレースのジャンプスーツに長袖のシャツを着用。全体的に白いレースが施されており、見方によっては高級感溢れるお洒落なパンツスーツという姿であったが、葬式をイメージさせるような奇妙な帽子が問題に。なんと、顔をぐるぐる巻きにしても地面まで垂れ下っている長い黒レースが付いた、真っ黒なベトナム帽子のようなものを被っていたのである。

 奇抜な帽子をかぶっている姿が多く見かけられるガガだが、過去のインタビューで「魔よけ」効果があるからだと説明。「バリアなの。大きければ、大きいほど悪魔から自分を守ってくれるのよ」とのこと。なお、靴は最近お気に入りの「かかとのない」ヒールレス・ハイシューズ。ズボンのすそで隠されているものの、シースルーのため、まるでイリュージョンのように見えていた。

 新曲「Alejandro」のPVで、淫乱な修道女に扮し、複数の男性との性行為まがいのシーン、ロザリオを飲み込むようなシーン、乱交を予感させるシーンを取り入れるなど、カトリック教会の神経を逆なでし続けているガガ。歌手を目指し、ガガに高額なヴォーカルレッスン料を払ってもらっているという妹も、卒業式のガガ・ファッションには憤慨していたと一部で伝えられている。



レディー・ガガ。

停学3ヶ月。 草むしりの刑だな。